2020年10月7日
【ドル/円】：レンジ内から抜け出せない状態。ドルの戻り売り方針継続。
ドル/円は小陰線で終え、狭いレンジ内での小動きから抜け出していません。下げ余力の強いものではないので、106円台をトライする可能性を残していますが、トレンドが弱いので戻り売り方針継続とします。 ドル買いは105.10-20の押し目待ち。損切りは104.80で浅めに撤退です。ドル売りは105.70-80で戻り売り。損切りは106.20で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻して上値余地を探る動きが強まり易くなりますが、106.50～107.00ゾーンに日足、週足の抵抗があり、ドル急伸にも繋がり難いと見ています。逆に105.00割れで終えた場合は下値リスクが点灯、104.00割れを見た場合は一段のドル下落に繋がり易くなります。 日足の上値抵抗は105.90-00、106.50-60に、下値抵抗は105.00-10、104.50-60、104.00-10にあります。
【ユーロ/円】：125円台で終えれば短期トレンドが変化。
ユーロ/円は陰線引けとなり、続伸に繋げられずに終えていますが、下値を切り上げる流れを維持しており、突っ込み売りにも注意が必要です。短期トレンドは“ニュートラル”な状態ですが、125円台を回復して終えれば“やや強気”の流れに戻します。この場合でも127～128円台の抵抗が厚く簡単には上抜けないでしょう。逆に123円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、122.50割れで終えた場合は“ユーロ弱気”に変化します。ユーロ買いは123.70-80で押し目買い。急落した場合の下値余地を123.30-40近辺まで見て置く必要があります。損切りは123.20で一旦撤退です。売りは様子見か、124.70-80まで引きつけて。損切りは125.20で撤退です。
【ユーロ/ドル】：戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは小反落。1.18台乗せに失敗して終えています。上値を切り下げる流れからは上抜けられずに終えており、下値リスクがより高い状態ですが、9/25に付けた1.1612を直近安値として下値を切り上げており、1.1700割れで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。買いは様子見か1.1720-30で軽く買って1.1680で浅めに撤退です。売りは1.1770-80で戻り売り。損切りは1.1830で撤退です。1.18台で終えるか、1.1850-60の抵抗をクリアした場合は“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが軽減されます。
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