2020年10月5日
【ドル/円】：ドルの戻り売り方針継続。
ドル/円は直近の日足が実体の小さい陰線引けとなり、上値を切り下げる流れに変化が認められませんが、104.90-00の下値抵抗にも跳ね返されており、これを支えとして小反発の可能性に繋げています。トレンドが強いわけではないのでドルの戻り売り方針継続とします。 106円台を回復して終えた場合は、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻しますが、この場合でも日足の上値抵抗が106.50-60、106.80-90に、週足の抵抗が107.00-10に控えており、ドル急伸にも繋がり難いと見ています。逆に105.20以下で終えた場合や、104.90-00の抵抗を下抜けた場合は104.50-60、104.10-20の抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。104円割れで終えた場合は新たな下落トレンド入りの可能性が高くなります。 ドル買いは105.20-30の押し目を軽く拾って104.80で浅めに撤退するか、104.10-20の押し目待ちとします。この場合の損切りは103.80で浅めに撤退です。ドル売りは105.50-60で戻り売り。損切りは“ニュートラル”な状態に戻す106.20で撤退です。 日足の上値抵抗は105.50-70、105.90-00、106.50-60に、下値抵抗は105.20-30、104.50-60、104.10-20にあります。
【ユーロ/円】：上下抵抗を抜けきれない状態。戻り売り方針継続。
ユーロ/円は反落。123.00-10の下値抵抗に跳ね返されており、この反動で反発余地を探る動きが強まると見られますが、124.00-10にやや強い抵抗が控えており、これにぶつかる可能性にも注意が必要です。短期トレンドは124.50-60の抵抗をクリアすればニュートラルな状態に戻しますが、125.50超えで終えるまでは下値リスクを残します。一方で、中期トレンドが強い状態を維持しており、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは様子見か122.60-70の押し目待ちとします。損切りは122.30で浅めに撤退です。売りは123.80-90で戻り売り。損切りは124.60で一旦撤退です。
【ユーロ/ドル】：戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは小陰線で終え、上値を切り下げる流れから上抜けられずに終えています。下げエネルギーの強いものではありませんが、1.18台に乗せて終えるまでは下値リスクが軽減されません。買いは様子見か1.1620-30の押し目待ちとします。損切りは1.1580で撤退です。売りは1.1790-00の戻り待ちとします。損切りは1.1860で撤退です。これが付いた場合は調整下げが一巡した可能性が点灯します。また、損切りが付かない場合でも1.18台で終えた場合は日足の形状が改善するので、ユーロ売りは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。
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