2020年10月1日
【ドル/円】:ドルの戻り売り方針変わらず。
ドル/円は小陰線で終えており、狭いレンジ内での揉み合い商状に変わりありませんが、105.70-80の日足の上値抵抗にぶつかったことや、上値を切り下げる流れに変化が認められないことから、下値リスクにより警戒が必要です。105円割れで終えた場合は104.00~104.20ゾーンの下値抵抗をトライする動きが強まり易くなります。104円割れで終えた場合は新たな下落トレンド入りへ。逆に106円台で終えた場合は、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して50銭~1円程度上値余地が拡がり易くなりますが、中期トレンドが弱く、上値余地も限定的と見ます。 ドル買いは1日様子見です。或いは104.10-20の押し目待ち。損切りは103.90で浅めに撤退です。ドル売りは105.60-70で戻り売り。損切りは106.20で撤退です。 日足の上値抵抗は105.70-80、106.40-50に、下値抵抗は105.00-10、104.10-20、103.60-70にあります。
【ユーロ/円】:戻り売り方針継続。下値抵抗にも注意。
ユーロ/円は小反落。下げエネルギーの強いものではありませんが、124.20-30の抵抗にぶつかっており、これを上抜けて来ないと上値余地も拡がり難い状態です。トレンドの変化が認められないので、買いは様子見か123.00-10の押し目を軽く拾って122.40で撤退です。売りは123.90-00で戻り売り。損切りは“ニュートラル”な状態に戻す124.60で一旦撤退です。これが付いた場合でも125.50超えで終えるまでは下値リスクを残します。
【ユーロ/ドル】:戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは小反落。単体では下げ余力の強いものではありませんが、短期トレンドが弱いので戻り売り方針継続とします。但し、中期トレンドが強い状態を保っており、上下動を繰り返す可能性も高く、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは様子見か1.1590に損切りを置くなら1.1620-30の押し目を待って軽く試し買い。売りは1.1740-50で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を1.1790-00まで見て置く必要があります。損切りは1.1820で撤退です。短期トレンドは1.1850-60の抵抗をクリアするか1.1820超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻します。強い上値抵抗は1.1790-00に、下値抵抗は1.1610-20にあります。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。