読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

【豪ドル/円】米政治イベントを株式市場がどう評価するか

f:id:okinawa-support:20200928160800p:plain

いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

9月29日(火)豪ドル/円

基調
波乱含み

目先の注目材料
・主要国株価、国際商品価格 
・9/29 米経済対策協議、米大統領選候補者討論会(日本時間30日午前)

米政治イベントを株式市場がどう評価するか

豪ドル/円は先月末に78.46円前後の高値を付けたが、9月に入ると俄かに調整ムードが強まり、先週24日には73.97円前後まで下落した。
ただ、今週は世界的に株価が持ち直す中で74.80円台へと小戻しており下げ止まりの動きも見られる。
豪ドルはリスク敏感通貨の代表格であり、グローバルな株価動向に連動しやすい性質を持つ。
本日から明日にかけては米国で追加経済対策を巡る与野党協議の他、大統領選候補者討論会が予定されており、いずれも株価に大きな影響を及ぼす可能性があるため注目したい。

米追加経済対策については、下院民主党が2兆2000億ドル規模の案を提出した一方、トランプ米大統領は1兆5000億ドル規模に歩み寄る可能性を示唆。
合意は不可能ではない状態にあるのかもしれない。
もっとも、下院とホワイトハウスが合意しても、法案成立へのハードルは高い。
上院共和党は1兆ドル超えは許容しない姿勢を示しており、法案が下院を通過しても上院で否決される公算が大きいためだ。
大統領選候補者討論会では、(1)両候補の歩み(2)連邦最高裁判所(3)新型コロナウイルス(4)経済(5)人種と暴力(6)選挙の正当性、の6テーマを15分ずつ計90分討論する。
討論の内容を事前に予測するのは極めて困難であり、その内容が市場にどのような影響をもたらすかを読むのはさらに困難だろう。
ただ、大規模な法人増税を掲げるバイデン氏が優位と評価されれば、株式市場にとってネガティブ要因となり得る。
これら二つの米政治イベントを主要国の株式市場がどう消化するかが、足元の豪ドル/円相場のカギを握る事になりそうだ。


「為替チャート|豪ドル/円(AUD)|日足」はこちら