2020年9月23日
【ドル/円】:ドルの戻り売り方針継続。
ドル/円は2手連続陽線引けとなり、104.00-10の下値抵抗を支えとして反発に転じていますが、個々の足が強いものではないことや、週足が105円割れで越週したことにより、新たな下落リスクが生じており、ドルの戻り売り方針が引き続き有効です。 短期トレンドは“ドル弱気”の流れにありますが106円台を回復して終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。この場合でも中期トレンドが弱いことから、ドル急伸にも繋がり難いでしょう。逆に104.00割れを見た場合は一段のドル下落に繋がり易くなります。 ドル買いは様子見か104.20-30で軽く試し買い程度に。損切りは103.90で浅めに撤退です。ドル売りは105.10-20で戻り売り。上値余地を105.40-50近辺まで見て置く必要があります。損切りは短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す106.10に置く必要があります。 日足の上値抵抗は105.40-50、105.70-80、106.00-10に、下値抵抗は104.20-30、103.50-60、103.10-20にあります。
【ユーロ/円】:ユーロの戻り売り方針継続。
ユーロ/円は小幅続落となりました。下げ余力の強いものではないので、下げ渋る可能性がありますが、下値リスクがより高いので買いは様子見です。売りは123.50-60で戻り売り。損切りは124.40で一旦撤退です。短期トレンドは125円台を回復して引ければ“ニュートラル”な状態に戻しますが、126円台で終えない限り、下値リスクを残します。一方で、中期トレンドが強い状態を保っており、調整的な下げに留まるなら120円台を大きく割り込まない可能性も高いと見ています。
【ユーロ/ドル】:一段の下落リスクに注意。ユーロの戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは小幅続落となりました。2手前の陰線が1.1800割れで終えており、短期トレンドに変化を生じさせています。中期トレンドが弱いので急落となり難いものの、下値余地がさらに拡がる可能性が高くなっており、目先はユーロの戻り売り方針で。今日の買いは様子見です。売りは1.1750-60で戻り売り。上値余地を1.1790近辺まで見て置く必要があります。損切りは1.1810で一旦撤退です。1.19台に実体を戻さない限り、下値リスクがより高い状態です。強い上値抵抗は1.1790-00、1.1850-60にあります。
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