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NYダウ:中長期上昇トレンド(DP=21,500㌦)が壊れ(まだ中長期下降トレンドの形成はされていない)、短期上昇トレンド(DP=26,200㌦域)の中、バランスの上方へのブレークアウト・ポイント28,000㌦域を8月24日突破、上値目標28,800㌦域は9月2日29,100㌦域まで上昇しmore-than-reached状況になり、想定通り値固め形成。現在のバランスのブレークアウト・ポイントは上方29,200㌦域、下方27,500㌦域、目標値各々30,000㌦、26,400㌦域。

Yダウ:中長期上昇トレンド(DP=21,500)が壊れ(まだ中長期下降トレンドの形成はされていない)、短期上昇トレンド(DP26,200㌦域)の中バランスの上方へのブレークアウト・ポイント28,000㌦域を824日突破、上値目標28,800㌦域は9229,100㌦域まで上昇しmore-than-reached状況になり、想定通り値固め形成。現在のバランスのブレークアウト・ポイントは上方29,200㌦域、下方27,500㌦域、目標値各々30,000㌦、26,400㌦域。

 

2020、今年も気持ちを新たにして、皆様の資産を殖やすことに少しでもお役に立てれば幸いと思いつつ本稿を綴って参ります。

 

PFによる実戦相場予測については、日経平均の予測のところに記載していますが、相場は「売り」と「買い」と「何もしない」かの三つの選択肢しかありません。極めて単純な行動の連続であります。具体的な売り買いのタイミングは「絵」を見ればわかり、
目標値は単純な算数、即ち、足し算と引き算と掛け算のみで(割り算や高等数学は一切必要ありません。)算出できるのです。

 

その意味で単純な作業であります。考えることはありません。また考えてもわかるものではありません。PFの「絵」を見ながら
相場のバランスを読み、バランスを崩したときに「売り」または「買い」から入り、算出した目標値を念頭に売ったものは買い戻し、買ったものは売っていくだけの作業です。途中、目標値に到達しないこともありますが、三枠転換すればそこで「退却」です。
考える必要はありません。市場参加者全員で織りなす相場のバランスと、バランスの「崩れ」を読むだけです。


2020
94日(金)

ニューヨーク・ダウ平均株価:

『相場の森』:

 

74年以降の全ての相場の軌跡を包含するチャネル域の広い中長期上昇トレンドのデインジャー・ポイント、9,700ドルを、08107日(終値9,447㌦)下方に突破し、07109日(終値14,164㌦)を起点とする中長期下降トレンド(DPS11800)に転換しましたが、11118日(終値11,837㌦)そのDPSを上方に突破し、09396,547㌦を起点とする中長期上昇トレンドに転換。


12
23日(終値12,862㌦)、2011429日の高値12810ドル域を突破したことにより、09396,547㌦を起点とし、それ以降のプライスアクションすべてを包含する形で中長期上昇トレンドを認識、DPはこれまでの9500円域から10,500ドル域に引上げ。20135月、中長期上昇トレンドのDP12,000㌦に引上げ。更に2015519DP16,000㌦域に引上げ。
そのDP16,000㌦域を2015824日突破し、一旦上昇トレンドは壊れ、更に201621115,600㌦域を突破し、中長期下降トレンドを形成。DPS18,000㌦域。
そのDPS2016418日突破し、中長期下降トレンドは一旦壊れ、201678日中長期上昇トレンドに転換しました。DP15,500㌦域。
2016
12DP17,000㌦に引上げ。20173DP17,700㌦に引上げ。201711DP19,700㌦域に引き上げ。20183DP21,500㌦域に引上げ。

 

2020312DP21,500㌦域を突破し、中長期上昇トレンドは壊れています。但し、まだ中長期下降トレンドの形成には至っていません。


『相場の木』:

 

2019220DPS25,900㌦域を突破し、且つ既に2度以上上方へのバランスの突破を継続しており、短期上昇トレンドに転換、DP
24,300
㌦域となります。2019315日、DPを引上げて24,900㌦域。2019418日、DPを引上げて25,300㌦域。2019524日短期上昇トレンドのDPを突破し壊れましたが、短期下降トレンドの形成には至らないまま2019117日再び短期上昇トレンドの転換。DP25,900㌦域となります。20191126DP26,600㌦域に引上げ。2020227DP26,600㌦域を突破し、短期上昇トレンドは一旦壊れました。

20203112度続けてバランスを下方に突破し、短期下降トレンドを形成。DPS25,100㌦域となります。

2020318DPSを引き下げて21,300㌦域。
2020
32621,300㌦域を上方に突破し、
2020
417日二度続けてバランスを突破し、短期上昇トレンド形成。DP21,500㌦域となります。

2020714DPは引上げて24,900㌦域となります。2020821DP=19800円域を26,200㌦域に引上げ。


バランスの上方へのブレークアウト・ポイントを67日突破しての上値目標27,000㌦域は711日到達しました。
その後想定通り目標値近辺にて値固めを形成。

バランスの下方へのブレークアウト・ポイント25,800㌦域を814日突破しての下値目標24,100㌦域に対して81425,400㌦域まで下落して、8163枠転換により消滅。

バランスの上方へのブレークアウト・ポイント26,300㌦域を829日突破、しての上値目標28,600㌦域に対して、83026,400㌦域まで上昇後、93日三枠転換により消滅。

バランスの上方へのブレークアウト・ポイント26,500㌦域を95日突破しての上値目標27,300㌦域に対して91327,200㌦域まで上昇後、920日三枠転換により消滅しました。

バランスの下方へのブレークアウト・ポイント26,000㌦域を102日とっぱっしての下値目標24,900㌦域は104日三枠転換により消滅しました。

バランスの上方へのブレークアウト・ポイント26,600㌦域を1011日突破しての上値目標27,700㌦域に対して、101727,000㌦域まで上昇後、101826,700㌦域まで下落し三枠転換により消滅。

バランスの上方へのブレークアウト・ポイント27,100㌦域を1030日突破しての上値目標27,900㌦域は111528,000㌦域まで上昇し、目標値に対してmore-than-reached状況となり、想定通り値固め(この場面では3枠以上の下落)形成。

バランスの上方へのブレークアウト・ポイントは28,100㌦域を20191126日突破してのmeasured-moveによる上値目標29,000㌦域は三枠転換により125日消滅しました。

バランスの上方へのブレークアウト・ポイント28,300㌦域を1219日突破しての上値目標29,700㌦域は20201228,800㌦域まで上昇後、17日三枠転換により消滅。

バランスの上方へのブレークアウト・ポイント28,900㌦域を19日突破し上値目標29,700㌦域に対して202011729,300㌦域まで上昇後、124日三枠転換により上値目標29,700㌦域は消滅しました。

バランスの下方へのブレークアウト・ポイント28,400㌦域を2020131日突破しての下値目標26,700㌦域に対して13128,200㌦域まで下落後、
2
4日三枠転換により消滅。

バランスの上方へのブレークアウト・ポイント28,900㌦域を25日突破しての上値目標30,000㌦域は、21429,500㌦域まで上昇後、218日三枠転換により消滅しました。

「上値切り上げ下値切り下げ型」のバランスの下方へのブレークアウト・ポイント28,000㌦域を224日突破しての下値目標25,600㌦域は228日到達、目標値に対してmore-than-reached状態から想定通り値固め(第1目標と第2目標の間、即ち、27,300㌦域と25,600㌦域を想定)形成。

202036日、バランスの下方へのブレークアウト・ポイント25,800㌦域を突破しての下値目標24,400㌦域は39日(終値23,851㌦)到達(
more-than-reached
状況)。

バランスの下方へのブレークアウト・ポイントを311日突破しての下値目標22,900㌦域は312日(終値21,200㌦)到達(more-than-reached状況)しました。

バランスの下方へのブレークアウト・ポイント20,000㌦域を3月18日突破しての下値目標19,200㌦域は3月20日(終値19,173㌦)到達しました。

バランスの上方へのブレークアウト・ポイント21,300㌦域を326日突破しての上値目標22,400㌦域は同日(終値22,552㌦)に到達しました。

バランスの下方へのブレークアウト・ポイント21,500㌦域を41日突破しての下値目標20,400㌦域に対して同日20,900㌦域まで下落し、42日三枠転換により消滅しました。

バランスの上方へのブレークアウト・ポイント21,500㌦域を46日突破しての上値22,600㌦域は同日(終値22,679㌦)到達しました。更に4923,700㌦域まで上昇し、more-than-reached状況に。次なる目標値算出には値固めを要するところ、想定通り値固め形成。

 

バランスの上方へのブレークアウト・ポイント24,100㌦域を417日突破しての上値目標25,500㌦域は420日三枠転換により消滅しました。

 

バランスの下方へのブレークアウト・ポイント23,400㌦域を421日突破しての下値目標21,700㌦域は422日三枠転換により消滅しました。

 

バランスの上方へのブレークアウト・ポイント24,300㌦域を429日突破しての、上値目標値25,100㌦域は430日三枠転換により消滅しました。

 

バランスの下方へのブレークアウト・ポイント23,500㌦域5月13日突破しての下値目標22,400㌦域に対して、5月14日23200㌦域まで下落後5月15日三枠転換により消滅しました。

 

バランスの上方へのブレークアウト・ポイント24,400㌦域を5月18日突破しての上値目標25,800㌦域は5月19日三枠転換により消滅しました。

 

バランスの上方へのブレークアウト・ポイント24,600㌦域を526日突破しての上値目標25,400㌦域に対して6月8日27,500㌦域まで上昇し、目標値に対してmore-than-reached状況になっていて想定通値固めをし、

バランスの下方へのブレークアウト・ポイント25,300㌦域を626日突破し、下値目標は24,500㌦域は、629日三枠転換により消滅しました。

 

バランスの上方へのブレークアウト・ポイント25,800㌦域を630日突破し、上値目標は26,900㌦域に対して7626,200㌦域まで上昇後、77日三枠転換により消滅しました。

 

バランスの上方へのブレークアウト・ポイント26,300㌦域を714日突破し、上値目標27,100㌦域は72227,000㌦域まで上昇後、723日三枠転換により消滅しました。

 

バランスの上方へのブレークアウト・ポイント27,100㌦域を85日突破しての上値目標27,900㌦域は812日到達しました。

 

その後想定通り値固めをし、バランスの上方へのブレークアウト・ポイント28,000㌦域を824日突破しての上値目標28,800㌦域は9229,100㌦域まで上昇しmore-than-reached状況になり、想定通り値固め形成しています。

 

現在のバランスのブレークアウト・ポイントは上方29,200㌦域、下方27,500㌦域、目標値は各々30,000㌦、26,400㌦域となります。

 

 

 

また20181月以来形成されてきたhead & shouldersのネックライン27,400㌦域を2019114日突破しての垂直計算による中期上値目標33,000㌦域は、202021229,500㌦域まで上昇後、ネックラインを2020225日下方に突破したので消滅しました。

 

松本 鉄郎
東京銀行、Citigroupを通じトレーディングや資産運用業務に従事。その実戦での対象は外国為替、国内外株式、国内外債券、短期金融商品、商品、ヘッジファンド、不動産、プライベートエクィティ等極めて広範囲に及ぶ。『ポイント&フィギュアによる実戦相場予測』を講演会やメディアを通じ広める。