
と~っても忙しい人に、まんがでお届けするFX。FXの基礎知識を楽しく紹介していきます。今回はベレーちゃんとピザちゃんがリスクについて学びます。

▼忘れた頃にアイツはやってくる
▼身近に潜む!意外なリスク
▼究極のリスクは「死」
▼事前にできること
▼リスクを減らすために
忘れた頃にアイツはやってくる

- ~♪

- ピザちゃんご機嫌だね。どうしたのだ?

- ふふふ、妖怪さんたちにいろんなことを教わったおかげで、最近トレードの調子がいいんです。
ノリに乗ってるピザなのでチーズの伸び具合も絶好調ですよ! 
- そうやって油断しているときにアイツがやってくるのだ・・・

- アイツ?有名な人がいるんですか?サインとかもらっておこうかな・・・

- 違うのだ!油断してるときにやってくるものと言えば「リスク」なのだ

- 突然何を言い出すんですか!だいじょうぶですよ!
為替変動リスクなど妖怪の皆さんに教わりましたからバッチリです。えっへん 
- あーこれはあれなのだ。フラグが立つのだ

- ふ、フラグって!そんなことないです・・・!たぶん・・・!

- 投資にリスクはつきものなのだ!
ところで、ピザちゃんさぁ、そもそもリスクってどんなことだと思う? 
- それは大きな損失が出ちゃうことでしょうか・・・。
でもこないだ損切りの記事を読んで学びましたので・・・! 
- チッチッチ・・・それだけがリスクじゃないのだ~!
ってなわけで、まずはどんなリスクがあるのか確認してみようなのだ


- まずは小手調べなのだ。今までも紹介したことがあるかもしれないけど油断大敵!
トレーダーだったら決して忘れちゃいけないリスクたちなのだ 
- ふむふむ。で、これだけは大事にしとけみたいなリスクってあります?

- (ピキッ)そんなの全部!大事に!決まってるのだ!

- (ビクッ)ああ、すみませんすみません・・・

- と言いたいところだけど、まあ意外に忘れがちなのが流動性リスクなのだ

- りゅうどうせい、ですか?

- そう、注意ポイントはざっくり2つ
・主要通貨以外は常に取引が少なめ
・週末、週初、祝日など参加者が少ない日は取引が少ない
こういうときは注意なのだ 
- 流動性というのは取引の量のことなんですね

- この流動性が少ないとちょっと大きめのトレードが発生したら通貨の値段がガクンと動いてしまうことがあるのだ。
早朝5時台とかも豪州とNZしか市場がなくて要注意なのだ~ 
- でもとりあえず世界の基軸通貨・ドルなら大丈夫ですよね・・・?

- その考え方がよくない、喝!

- カチン

- あ、また冷凍ピザになってしまったのだ。
ピザちゃんごめん、でもドルだって日米の祝日などは油断できないのだ。フラッシュ・クラッシュがいい例なのだ~


- ポジション持っていたらと思うとこわいです・・・
でも米国の祝日ってあまり想像できないですが・・・? 
- それはXmasに感謝祭にいろいろあるけど、今から一番近いのは9/7のレイバーデイなのだ。
外為の経済指標カレンダーなどで毎日確認してほしいのだ~ 
- 日本の祝日ばかり別の意味で気にしてました。
他国の祝日も大事なんて不思議な感じです・・・
身近に潜む!意外なリスク

- ほかにも普段あまり考えないけど忘れちゃダメ!というリスクはこれだけあるのだ


- 要は取引できない状態、誤った取引をしてしまう状態、これらは全部リスクってことなのだ。
たとえばパソコンやスマホが壊れるなんて普段気にもしてないでしょ? 
- たしかに・・・スマホやPCが壊れたりしたら取引できなくなっちゃいますよね。
スマホやPCを何台も持っておく必要があるのでしょうか!? 
- 複数持つのは難しいかもしれないけど、バックアップをしておくとか日頃の端末の管理をしっかりすることなのだ

- わたしはよくチーズで滑ってスマホを落とすことがあるので気を付けたいです・・・

- 端末の故障の他にもリスクはあるのだ。例えば、災害や病気もリスクと言えるのだ

- たしかに災害に遭ったり病気を患ったりしたらトレードどころじゃないですもんね・・・

- そうなのだ
ケガや病気は普段からある程度防ぐことができるし、災害にだって備えることができるのだ
べつに9月が防災月間だから思いつきで言ったわけじゃないのだからね! 
- まだなにも言ってませんが・・・
でも、あれもリスク・・・これもリスク・・・ってリスクばっかりじゃないですか? 
- 人生にはリスクがつきものなのだ・・・

- いきなり深い話になりましたね

- なので、為替だけでなく日頃からありとあらゆるリスクに気をつけるのだ!

- ・・・で、最後のネコ発注はギャグでしょうか?


- とんでもない!冗談ではないのだ
飼っているペットがキーを押して発注しちゃうリスクだって常にあるのだ
それがもしも1000Lotで反対の売買だったら・・・ 
- キャーー!

- あと、PCの画面にハエが止まって数字を読み間違えてメガトン級の誤発注をしてしまったという話も聞いたことあるのだ

- ハエはペットじゃないと思いますが・・・

- ペットかどうかは問題じゃないのだ!
とにかく身の回りのトレード環境をしっかり整えるという基本中の基本を抑えてほしいのだ~
究極のリスクは「死」

- 目からトッピングのバジルがポロポロですが・・・
でも、自分の力じゃどうしようもないときもありませんか? 
- たとえば?

- 目の前にラスボスが現れたときとか・・・

- そこは必殺技をかまして・・・ってそんなことがあったらトレードどころじゃないし、なにより現実的ではないのだ!

- 現実的なことですか・・・うーん・・・

- ホラホラ、あるでしょ?誰もが等しく持っているリスク・・・
英語でいうと「D」から始まって「ea」ときて「th」で終わる・・・ 
- 現実的なこと・・・現実的なこと・・・・ブツブツ・・・
もしかして、私が誰かに食べられちゃうとか・・・ 
- 聞いてる?

- いや~~~!!現実にならないで~~~!!!!

- ワッ!突然叫ぶからびっくりしたのだ!
ピザちゃんが食べられちゃうことはイコール「死」ってことでまあ正解ということにしましょう 
- うう・・・食べられなくない・・・食べられたくない・・・

- ねえさっきからベレーちゃんのはなし聞いてる?この「死」もリスクなんですよ

- うう・・・死んだら元も子もないですよね・・・ズビズビ・・・

- 誰もが「死」を避けることができないけど、トレードに関することなら事前に対応できるのだ!

- 対応できるならやっておきたいです!
事前にできること

- 事前にどう対応すればいいのでしょうか?不老不死の薬とか探しにいきますか・・・?

- 不老不死の薬ね~・・・
不老の草を目の前で蛇に食べられちゃうなんてことも昔はあったようだけど現実的ではないのだ 
- ううう・・・どうすればよいのでしょうか・・・

- 事前にご家族や身近な人と「もし自分が亡くなったらどうするのか」話し合っておくのが大事!

- そうですね!わたしも友達のホットドッグちゃんと相談してみます。
・・・亡くなった場合はFXの口座はどうなっちゃうんですか?闇に葬られる? 
- そんなことはないので安心してほしいのだ。
FX口座を持っている人が亡くなったとき、その口座は閉じることになるのだ。その手続きのためにまずはコールセンターに電話しようなのだ。 
- あの、それってどうしても閉じなきゃいけないんですか・・・?
この愛着のある口座を閉じたくないので友人のホットドックちゃんに譲りたいのですが・・・ 
- 残念ながらそれは不可能なのだ

- 家族のように仲良しな友人なんですけどダメですか?

- 子供でも家族でも親戚でもNGなものはNGなのだ!

- くずん。そうなんですね。では、あらかじめどうするか、話し合っておこうと思います。

- 外為どっとコムのよくあるご質問に詳しく書いてあるのでこちらもどうぞ
リスクを減らすために

- さてさて、今までのことをまとめてみるのだ


- フフン!またかしこくなりました。
トレードの調子もバッチリですし、もう備えは万全です! 
- あ~またそうやってると、アイツがやってくるのだ~

- 「リスク」ですね?

- そうそう~!わかってるじゃない~
トレードをするのは他人ではなく自分だから自分の資産は自分で守っていきたいのだ 
- ポジションの管理も大事だけど自己管理も大切ですね

- 適度な運動、それから栄養あるもの食べて良く寝て健康でいることなのだ~

- 運動なんてトレードに関係ないと思っていましたが全ては繋がってるんですねえ

- いろんなリスクがあるってことを忘れずに、常日頃からあらゆるリスクを想定して安全で楽しいFXライフを~!
