2020年9月2日
【ドル/円】:上下の抵抗を抜けきれない状態続く。
ドル/円は、十文字の寄せ線で終えています。105円台の下値抵抗を守っていますが、上値も切り下げており、上下の抵抗を抜けきれていません。昨日の値動きの中では105.50-60の日足の下値抵抗に跳ね返されており、再度106円台の上値抵抗の強さを確認する動きが強まると見られます。強い上昇エネルギーも感じられませんが、今日の売りは引き付けて。 買いは105.70-80で軽く買って105.20に損切りを置くか、105.20-30の押し目待ちとします。この場合の損切りは104.80で撤退です。売りは106.50-60の戻り待ちとします。損切りは107.30で撤退です。 105円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、104.50割れで終えるか、104.00割れを見た場合は新たなドル下げトレンド入りの可能性が高くなり、一段のドル下落に繋がり易くなります。 日足の上値抵抗は106.50-60、107.00-10、107.20-30に、下値抵抗は105.60-70、105.10-20、104.60-70にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。125円割れで終えた場合は短期トレンドが変化。
ユーロ/円は、実体が小さく上ヒゲのやや長い陰線引けとなりました。上値トライに失敗していますが、下値を切り上げる流れも守った状態です。トレンドの変化が認められないので125.90-00での押し目買い方針継続とします。損切りは浅い場合で125.20、深い場合は短期トレンドが変化する124.90で撤退です。125円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯、124.50割れを見た場合は短期トレンドが変化して一段の下落に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】:ユーロの押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは上ヒゲが長く実体の小さい陰線引けとなりました。上値トライに失敗して押し戻されて終えていますが、下値を切り上げる流れには変化が認められないので、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは1.1890-00の押し目を軽く拾って1.1870で浅めに一旦撤退するか、1.1830-40の押し目待ちとします。この場合の損切りは短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す1.1780で撤退です。これが付いた場合でも1.1700割れで終えない限り、トレンドは大きく変化しません。売りは引き続き様子見です。
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