2020年8月25日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。上値追いにも限界か。
ドル/円は、小幅続伸となりました。個々の足が強いものではありませんが、先週の下値トライで105.00-10の日足の抵抗に跳ね返されており、105円割れで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。 105.00割れで終えた場合は下値リスクが点灯、104.50割れで終えるか104円割れを見た場合は一段のドル下落へ。逆に106.50-60の抵抗を上抜けて終えた場合は107.00-10、107.20-30にある強い抵抗をトライする動きへ。この場合でも108円台は大きな壁となります。 強い上昇エネルギーも感じられないので、戻りは再び売り場と見ますが、今日については下値余地も限られ易い展開が予想されます。ドル買いは105.60-70で押し目買い。損切りは104.90で撤退です。ドル売りは106.40-50で戻り売り。損切りは浅い場合で106.70、深い場合は107.30に置く必要があります。 日足の上値抵抗は106.50-60、107.00-10、107.20-30に、下値抵抗は105.40-50、105.00-10、104.60-70にあります。
【ユーロ/円】：下値抵抗を守った状態。125円台での売り場探しの戦略で。
ユーロ/円は、東京市場で（9：00am）前日足から上寄りのスタートとなりましたが上値を追い切れずに寄り付き水準に押し戻されています。下値抵抗を守っていますが、上値を切り上げる流れに入っているので、下値リスクにより警戒が必要です。124.40以下で終えた場合や124.00割れを見た場合は一段のユーロ下落に要注意。買いは様子見か124.50-60以下で軽く押し目買い。損切りは123.90で撤退です。売りは125.20-30で戻り売り。損切りは126.00で一旦撤退です。126.50超えで終えない限り、下値リスクにより警戒が必要です。
【ユーロ/ドル】：ユーロ強気を維持。1.1750割れで“ニュートラル”に変化。
ユーロ/ドルは小幅続落となりました。上ヒゲがやや長く、上値トライに失敗しており、下値リスクに警戒が必要です。日足の形状が悪化していますが、トレンドの変化が認められないので、売りは引き付ける必要があります。買いは1.1770-80で押し目買い。損切りは1.1740で浅めに一旦撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.1600割れで終えない限り、短期トレンドは大きく変化しません。売りは1.1870-80の戻り待ちとします。損切りは1.1920で一旦撤退です。1.1960超えで終えない限り、上値余地も拡がり難い状態です。
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