2020年8月13日
【ドル/円】:目先はドルの押し目買い方針で。上値抵抗にも注意。
ドル/円は4手連続陽線引けとなり、下値を切り上げる流れに入っています。個々の足が強いものではないので急伸にも繋がり難いと見ますが、トレンドが変化して日が浅いことや、クロス/円が強い状態を持しており、ドル急落にもまだ繋がり難いと見られます。このラリーでの上値余地は浅い場合で107.20-30、最大でも108.00~108.50近辺が限度と予想しています。 今日のドル買いは106.50-60の押し目を軽く拾って106.20で浅めに一旦撤退するか、106.10-20の押し目待ちとします。損切りは105.70で一旦撤退です。売りは様子見か107.20-30があれば売り向かい。損切りは107.60で浅めに一旦撤退です。 日足の上値抵抗は106.80-90、107.20-30、108.00-10に、下値抵抗は106.50、106.10-20、105.50-60にあります。
【ユーロ/円】:ユーロ強気。押し目買い方針継続。
ユーロ/円は続伸。125.50超えに実体を置く陽線が出ており、一段の上昇の可能性が生じています。日足は強い状態を維持していますが、週足の上値抵抗が126.00-10にあるので、押し戻される可能性にも注意が必要でしょう。買いは125.40-50で押し目買い。下値余地を125.20近辺まで見て置く必要があります。損切りは124.80で一旦撤退です。売りは様子見です。短期トレンドは124円割れで終えない限り変化しません。
【ユーロ/ドル】: 押し目買い方針継続。1.1700割れで終えた場合は下値リスクが点灯。
ユーロ/ドルは小陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。短期トレンドの変化は認められず、下値抵抗も守っていますが、日足の形状がやや悪化しており、1.1880超えで終えるまでは下値リスクにも注意が必要です。買いは1.1730-40の押し目待ちとします。損切りは1.1680で撤退です。これが付いた場合は下値リスクが点灯します。売りは様子見か1.1860-70まで引きつけて。損切りは1.1920で撤退です。損切りが付かない場合でも1.1880超えで終えた場合は日足の形状が改善するので、売りは一旦撤退して様子見となります。
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