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8月12日(水)豪ドル/円
基調
波乱含み
目先の注目材料
・8/13 豪7月雇用統計
・主要国株価、国際商品価格
ロックダウンの影響は?豪雇用統計に注目
明日13日、日本時間午前10時30分に豪7月雇用統計が発表される。
豪中銀(RBA)は「景気の落ち込みは予想したほど深刻でなく、国内の大部分の地域で回復しつつあるものの、ビクトリア州がコロナ感染第2波による経済的打撃を受けており、全体として回復は不均一で不安定なものとなる可能性が高い」との見方を示している。
コロナ感染拡大によるメルボルンのロックダウン(都市封鎖)などの影響が7月雇用統計にどれほど及ぶのか注目したい。
市場予想は新規雇用者数3.00万人増(前回:21.08万人増)、失業率7.8%(前回:7.4%)となっている。
現状では、RBAが近い将来に追加緩和に動くとの見方は少ないが、雇用情勢の悪化が再び顕在化すればそうした見方が増えても不思議ではないだろう。
RBAの次の一手を占う上でも、明日の豪7月雇用統計が重要な意味を持ちそうだ。
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