2020年8月7日
【ドル/円】:ドルの戻り売り方針継続。
ドル/円は2手連続して寄せ線が出て上値を切り下げています。下げ余力の強いものではないので105.00以下の売りも慎重に臨む必要がありますが、週足、月足の形状が弱く、107円超えで終えない限り、基本戦略はドルの戻り売り方針継続となります。この場合でも108.50-60の抵抗を上抜けて越週しない限り、下値リスクを残します。また104円割れで終えた場合は新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり、一段のドル下落に繋がり易くなります。 今日は米雇用統計の発表待ちで、日中は動きの鈍い展開となりそうです。市場予想は失業率10.5%、非農業部門就業者数+160万人となっています。 ドル買いは様子見か104.50-60以下の押し目待ちとします。損切りは103.80で一旦撤退です。ドル売りは105.80-90で戻り売り。損切りは106.60で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は105.90-00、106.10-20、106.40-50、106.90-00に、下値抵抗は105.00±10銭、104.50-60、104.00-10にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。123.50割れを見たらトレンド変化に注意。
ユーロ/円は寄せ線で終え上下の抵抗を攻めきれていませんが、124円台の下値抵抗に跳ね返されており、トレンドは強い状態です。上値抵抗の厚いポイントにあるので、買いは1日様子見か124.30-40の押し目待ちとします。損切りは123.70で一旦撤退です。売りは様子見です。124円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯、123.50割れで終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。
【ユーロ/ドル】: 押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは十文字の寄せ線に近い形の足で終えています。1.1900-10の上値抵抗を上抜け切れていませんが、下値を切り上げる流れを維持しており、短期トレンドは強い状態にあります。今日の買いは1.1800-10の押し目待ちとします。損切りは1.1770で浅めに撤退です。短期トレンドは1.1700割れを見た場合は“ニュートラル”な状態に戻します。売りは様子見です。強い上値抵抗は1.1900-10、1.1960-70にありますが、全てクリアした場合は来週以降も上値トライの流れが継続します。
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