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【ドル円】反発と続落の分岐点に

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いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

7月30日(木)ドル/円

基調
方向感模索

目先の注目材料
・7/30 米新規失業保険申請件数、米4-6月期GDP
・米経済対策を巡る議会動向
・主要国株価、米長期金利、国際商品価格

反発と続落の分岐点に

ドル/円は105.29円前後まで小幅に上昇。
前日高値(105.24円前後)を上抜けた事で戻りを試す展開に繋がるか、欧米市場の動きに注目したい。
主な手掛かり材料は、米新規失業保険申請件数と米4-6月期国内総生産(GDP)・速報値、さらには明日31日で期限切れとなる失業給付の上乗せなどが焦点の経済対策を巡る米議会の動向となる。
米新規失業保険申請件数については、前週23日の発表が予想外に増加した事でドル売り加速の一因になっただけに、本日の結果が注目されている。
米4-6月期GDPについては、市場予想が前期比年率-34.5%となっており、未曽有の落ち込みとなる公算だ。
コロナ・ショックの震度とともに、そこからの回復力を占う上で注目されよう。
また、米景気回復に欠かせない追加経済対策は、与党・共和党が1兆ドル規模の包括案を発表したが、野党・民主党は規模が不十分だとして反対している。
月内に合意が成立する公算は小さいものの、早期の成立が待たれるところだろう。
これらを手掛かりに、米経済の先行きに対する不安が後退するようならドルを買い戻す動きが強まる公算が大きい。
月末のポジション調整もドルを支援すると見られ、ドル/円は105円台後半から106円への戻りを試す展開となりそうだ。
一方で、米経済の先行き不安が高まるようならドル売りが再燃してもおかしくない。
改めて104円台の下値を探る動きに繋がる可能性もある。
いずれにしても、ドル/円相場は反発か続落かの分岐点に差し掛かっていると考えられる。


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