2020年7月21日
【ドル/円】:下値抵抗に注意。“ドルの戻り売り”の戦略は変わらず。
ドル/円は小反発。107.50-60の上値抵抗にぶつかっていますが、下値も106.90-00にやや強い抵抗が出来ており、これを割り込んで終えるか、106.50割れを見ない限り、下値余地も拡がり難い状態です。短期トレンドが弱いものの、下値抵抗も守っているので、売りも慎重に。 今日のドル買いは106.90-00で押し目買い。損切りは106.40で一旦撤退です。売りは107.80-90の戻り待ちとします。上値余地を108.00-10まで見て置く必要があります。損切りは浅い場合で108.30、深い場合は108.60で撤退です。 日足の上値抵抗は107.80-90、108.10-20、108.70-80に、下値抵抗は106.90-00、106.50-60、106.10-20にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。
ユーロ/円は前日足から上寄りした位置に実体の小さい陽線が出ています。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、下値抵抗も攻めきれておらず、短期トレンドは強い状態を維持しています。買いは122.40-50で押し目買い。下値余地を122.00近辺まで見て置く必要があります。損切りは121.80で一旦撤退です。売りは様子見です。120.50割れを見た場合は短期トレンドが変化して下値リスクが点灯します。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは東京市場(9:00)で前日足から上寄りのスタートとなりましたが、下値も攻めきれずに実体の小さい陽線引けとなりました。上値トライの可能性に繋げていますが、上昇余力に欠けるものであることから、1.1470-80の上値抵抗を攻めきれない可能性にも注意が必要です。一方で、週足が1.14台で越週したことにより、週足の形状が安定しており、今週は一段の上昇の可能性が高くなっています。基本戦略はユーロの押し目買いが有効と見ています。買いは1.1390-00の押し目待ちとします。急落した場合の下値余地を1.1350近辺まで見て置く必要があります。損切りは1.1330で一旦撤退です。売りは様子見です。
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