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その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
7月15日(水)豪ドル/円
基調
方向感模索
目先の注目材料
・7/16 豪6月雇用統計
・主要国株価、国際商品価格
明日の豪6月雇用統計に注目
本日の東京市場では、株高を背景に豪ドル/円が一時75.28円前後まで上昇。
6月10日以来、約1カ月ぶりの高値を付けた。
ただ、その後は中国株の反落を受けて伸び悩んでおり、75円台では利益確定売りも出ているようだ。
市場の関心は、明朝に発表される豪6月雇用統計と、中国4-6月期国内総生産(GDP)に向かっているのだろう。
豪6月雇用統計の主な項目の市場予想は、新規雇用者数が10.00万人増、失業率は7.3%、労働参加率は63.3%などとなっている。
新規雇用者数は4カ月ぶりに増加に転じると見られており、失業率については労働参加率の上昇(労働市場への復帰者が増加)が見込まれる中、前月の7.1%から上昇すると見られている。
一方の中国4-6月期GDPは、前年比+2.4%と前四半期の-6.8%から持ち直す見通しとなっている。
同時に発表される6月鉱工業生産は3カ月連続で増加する見込みであり、6月小売売上高も前年比でプラスに復帰する見通しだ。
ここからの豪ドル/円の相場展開については、まずは今夜の欧米株式市場の動きが注目される。
その後の趨勢は豪6月雇用統計と中国4-6月期GDPに委ねられる事になりそうだ。
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