2020年7月15日
【ドル/円】:上下の抵抗を抜けきれない状態。一方向へ動く可能性にも注意。
ドル/円は値幅の小さい陰線引けとなりましたが、下げ余力の強いものではないので深い押しにも繋がり難いでしょう。また、107.50-60の抵抗を上抜けて終えた場合は、上値余地が若干拡がり易くなります。 値動きが収縮しているので、1円程度の動きが出てくる可能性があります。一両日は売り買いともに引き付けるか損切りを浅めに。 ドル買いは107.00-10で軽く買って106.70で浅めに撤退するか、106.50-60の押し目待ちとします。この場合の損切りは105.90で撤退です。ドル売りは107.50-60の戻りを売って107.80で浅めに一旦撤退するか、108.00-10の戻り待ちとします。この場合の損切りは108.60で撤退です。 日足の上値抵抗は107.50-60、108.00-10、108.50-60に、下値抵抗は106.90-00、106.50-60、106.10-20にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。
ユーロ/円は小幅続伸となり122.00-10の抵抗を実体ベースで上抜けて来ました。単体では上昇余力の強いものではありませんが、122.00超えに戻したことで日足、週足ともに安定感が増しており、押し目買い方針継続とします。買いは121.80-90で押し目買い。損切りは121.30で撤退です。売りは様子見です。強い上値抵抗が123.10-20にあります。120.80以下の越週か、120円割れを見ない限り、短期トレンドは変化しません。
【ユーロ/ドル】:短期トレンドに変化。押し目買い方針で。
ユーロ/ドルは続伸。実体ベースを1.14台に乗せており、短期トレンドに変化が生じています。1.1350超えをキープして越週するか、1.1450-60の抵抗をクリアするまでは“ダマシ”の可能性を残しますが、日足の形状が安定して来たので1.1370-80での押し目買い方針で。損切りは1.1310で一旦撤退です。売りは様子見か、1.1470に浅い損切りを置くなら1.1440-50で軽く売り狙い。これが付いた場合は“ダマシ”の可能性が後退して一段のユーロ上昇に繋がり易くなります。
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