2020年7月9日
【ドル/円】:下げ渋り。戻り売り方針は変わらず。
ドル/円は小陰線で終え、上値を切り下げていますが、下げ余力の強いものではないので狭いレンジ内での揉み合いが継続すると見られます。 上値を切り下げる流れにあるので買いは引き付けて。106.00割れで終えた場合は新たな下落トレンド入りの可能性が高くなります。逆に108.00超えで終えれば上値余地が50銭程度拡がり易くなりますが、この場合でも108.80超えに強い抵抗が控えており、ドル急伸にも繋がり難いでしょう。 今日のドル買いは107.00-10で軽く買って106.70で浅めに撤退するか、106.50-60の押し目待ちとします。この場合の損切りは105.80で撤退です。ドル売りは107.40-50で軽く売って107.80に損切りを置くか、108.00-10の戻り待ちとします。この場合の損切りは108.60で撤退です。 日足の上値抵抗は108.00-10、108.50-60、109.10-20に、下値抵抗は107.00-10、106.50-60、106.10-20にあります。
【ユーロ/円】:ユーロの押し目買い方針継続。
ユーロ/円は小陽線で終え、下値をゆっくりと切り上げる流れを維持しています。121.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けて来ましたが、上昇余力の強いものではないので小反落の可能性にも注意が必要です。122.00-10の抵抗を上抜けて終えれば一段の上昇に繋がり易くなります。買いは121.20-30で押し目買い。下値余地を121.00近辺まで見て置く必要があります。損切りは120.40で撤退です。売りは様子見です。
【ユーロ/ドル】:上値抵抗に注意。1.1400超えで終えれば短期トレンドに変化。
ユーロ/ドルは前日の陰線を切り返して陽線引けとなりました。下値を切り上げる流れを維持していますが1.1350-60の抵抗にはぶつかっており、下値リスクを残した状態です。買いは1.1280-90の押し目を待って軽く買い狙い。急落した場合の下値余地を1.1240-50まで見て置く必要があります。損切りは1.1230で一旦撤退です。売りは様子見か1.1350-60で再度軽く売り狙い。損切りは1.1420で撤退です。1.1400超えで終えた場合は短期トレンドが変化して一段の上昇に繋がり易くなります。逆に1.1230以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。1.1180割れを見た場合は再度1.10~1.11台の足元を固め直す動きへ。
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