いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ！
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
7月8日（水）メキシコペソ/円
基調
方向感模索
目先の注目材料
・7/8 米墨首脳会談（～9日）
・主要国株価、国際商品価格
米墨首脳会談に注目
本日から明日にかけて、メキシコのロペスオブラドール大統領が訪米し、ワシントンでトランプ大統領と首脳会談を行う予定となっている。
なお、メキシコ国民の反トランプ感情は強いとされ、コロナ感染再拡大の禍中でわざわざ米国を訪問するのは、支持率の面で逆効果との見方もある。
そうした中、メキシコ政府はこの会談について、7月1日に発効した新貿易協定「USMCA（米・墨・加協定）」を祝う意図があり、経済面で重要な会談だと説明。
メキシコの通商や投資、社会福祉への取り組みを会談で強調するとの事だ。
また、昨年6月に両国が合意した不法移民対策の進捗なども議題となる公算が大きい。
それだけに、米国との連携強化をアピールできるかがメキシコにとって重要なポイントとなろう。
ペソ相場への影響も踏まえて米墨首脳会談の行方に注目しておきたい。
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