2020年6月25日
【ドル/円】:ドルの戻り売り方針継続。
ドル/円は寄り付き安値の陽線で切り返していますが、強い上昇エネルギーも感じられないので、107円台の抵抗をこなしきれない可能性が高いと見ます。107.60超えに値を戻した場合は若干上値余地が拡がり易くなりますが、この場合でも108.50-60の抵抗をクリアしない限り、上値余地も拡がり難いでしょう。また、106円割れで終えた場合や、値動きの中で105.50割れを見た場合は新たな下げエネルギーを得て104.60~105.00ゾーンの中期的な下値抵抗を確認する動きが強まり易くなります。 ドル買いは様子見か106.20-30まで引きつけて。損切りは105.90で浅めに撤退です。売りは107.10-20で戻り売り。上値余地を107.30-40まで見て置く必要があります。損切りは107.70で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は107.10-20、107.50-60、108.10-20に、下値抵抗は106.10-20、105.50-60、105.00-10にあります。
【ユーロ/円】:上下の抵抗を抜けきれない状態。一方向へ動く可能性にも注意。
ユーロ/円は2手連続して十文字の寄せ線に近い形の足となりました。119円台の下値抵抗を守っていますが、121.00超えの抵抗を抜けきれておらず、121.50-60の抵抗をクリアするまでは下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見か119.20-30の押し目があれば軽く試し買い程度に。損切りは新たな下落リスクが生ずる118.40で撤退です。損切りが付かない場合でも119円割れで終えた場合は買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。売りは120.90-00で戻り売り。損切りは短期トレンドが変化する121.60で撤退です。日足の値動きが収縮しており、一方向へ動き出す可能性に注意が必要です。
【ユーロ/ドル】:上値の重い展開続く。1.14台乗せで“ユーロ強気”に変化。
ユーロ/ドルは反落。調整下げの範囲内ですが、1.1400-10の抵抗をクリアするまでは下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見か1.1150に損切りを置くなら1.1210-20の押し目を軽く試し買い程度に。売りは1.1300-10で戻り。損切りは1.1360で一旦撤退です。1.1100~1.1000までの下げは調整下げの範囲内です。
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