2020年6月8日
【ドル/円】：ドル強気。押し目買い方針継続。
ドル/円は4手連続陽線引けとなり、下値を切り上げる流れを維持しています。また108.30-40、109.00-10にあった週足の抵抗を上抜けて越週しており、短期トレンドが、“ドルやや強気”から“ドル強気”の状態に変化しており、一段の上昇に繋がり易くなっています。目先はドルの押し目買い方針継続とします。日足、週足ベースで見た強い抵抗は110.50-60にあります。可能性がまだ低いと見ますが、108.50割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯します。さらに、108円割れで越週した場合はニュートラルな状態に戻します。 ドル買いは109.20-30で押し目買い。損切りは108.40に置く必要があります。売りは様子見です。 日足の上値抵抗は110.10-20、110.50-60に、下値抵抗は109.20-30、108.70-80にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針で。
ユーロ/円は十文字の寄せ線となり、寄り付き水準に戻して引けています。上昇一服となりましたが、トレンドは強い状態を維持しており、深い押しにもまだ繋がり難いと見ます。直近の足の上ヒゲがやや長く、上値トライに失敗した形となったことから、今日については上値余地も限られる可能性も高いので、買いは1日様子見か123.00以下の押し目があれば買い狙い、損切りは122.30で撤退です。短期トレンドは122円割れでニュートラルな状態に戻しますが、120円割れで終えない限り、大きく変化しません。
【ユーロ/ドル】：押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは上ヒゲがやや長く、実体の小さい陰線引けとなり、上昇一服となりました。上値トライに失敗した形となりましたが、1.12超えで越週したことにより、週足も安定しており、続落しても調整下げの範囲内に留まると見られます。一方で、2018年2月に付けた1.2555と今年3月に付けた1.1495を結ぶレジスタンスラインの上値抵抗が1.1370-80にあり、これには一旦ぶつかった状態です。下値余地がもう一段拡がる可能性が生じており、買いは引き付ける必要がありそうです。但し、1.14台で越週した場合は、週足の抵抗をクリアして一段の上昇に繋がり易くなります。買いは1.1260-70で押し目買い。下値余地を1.1220-30まで見て置く必要があります。損切りは1.1180で撤退です。売りは様子見か1.1420に損切りを置くなら1.1370-80で軽く試し売り程度に。
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