2020年6月5日
【ドル/円】:ドルやや強気の流れ。押し目買い方針で。
ドル/円は小幅続伸となりました。108.60-70の軽い下値抵抗には跳ね返されていますが、強い上昇エネルギーを持ったものではないので、大幅続伸にも繋がり難いと見ます。一方で下値も、108.00±10銭に強い抵抗が出来ており、急落にもまだ繋がり難い形です。短期トレンドは“ドルやや強気”の流れを維持しており、107円割れで終えない限り、大きく変化しません。 今日は米雇用統計の発表を控えており、日中は動きの鈍い展開が予想されます。市場予想は失業率19.5%、非農業部門就業者数-800万人ですが、ADPの雇用報告が予想より悪化しておらず、雇用者数の減少が予想より少なくなると見られています。 今日のドル買いは108.70-80の押し目を軽く拾って108.30に損切りを置くか、108.00±10銭の押し目をゆっくり待つ方針で。この場合の損切りは、浅い場合で107.20、深い場合は短期トレンドが変化する106.90に置く必要があります。 日足の上値抵抗は109.50-60、110.00-10に、下値抵抗は108.40-50、108.00±10銭、107.50-60にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。
ユーロ/円は大幅続伸。下値トライにも失敗しており、一段の上昇の可能性が点灯中です。124.80~125.80に中・長期的な上値抵抗がありますが、これを試す動きが強まると見られます。買いは123.00-10で押し目買い。下値余地を122.50近辺まで見て置く必要があります。損切りは浅い場合で122.30、深い場合は121.90で撤退です。売りは様子見です。短期トレンドは120円割れで終えない限り、変化しません。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは8手連続陽線引けとなり、直近の陽線も大陽線となりました。1.1190-00の軽い抵抗に跳ね返されており、短期トレンドが強い状態にあるので深い押しにも繋がり難いと見ますが、既に8手連続陽線引けとなったことや、週足の上値抵抗が1.1370-80にあり、これにぶつかる可能性にも注意が必要でしょう。但し、1.14台で越週した場合は来週以降一段の上昇に繋がり易くなります。買いは1.1260-70の押し目待ちとします。損切りは1.1200で撤退です。売りは様子見です。短期トレンドは1.1150割れでニュートラルな状態に戻しますが、1.0800割れで越週しない限り、“ユーロ弱気”に変化しません。
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