2020年6月3日
【ドル/円】:ドルやや強気の流れ。押し目買い。
ドル/円は高値圏で引ける陽線引けとなり、この足が107円台での揉み合いから上抜けた形となりました。一段の上昇の可能性が点灯しており、暫くは下値余地が限られる展開となりそうです。一方で、109.00-10に週足の抵抗が109.50-60に日足の抵抗が控えており、一旦上抜けても押し戻される可能性も高いと見られます。日足が強い状態にあるので一両日は浅い押し目を拾って流れに付いて行く方針が有効です。 短期トレンドは“ニュートラル”から“ドルやや強気”に変化していますが、107.20以下で終えた場合は下値リスクが点灯します。 ドル買いは108.30-40で押し目買い。107.80で一旦撤退です。或いは、108.00-10の押し目をゆっくり待つ方針で。この場合の損切りは107.40で撤退です。売りは損切りが付いたので様子見です。 日足の上値抵抗は108.80-90、109.50-60に、下値抵抗は107.90-00、107.50-60にあります。
【ユーロ/円】:一段の上昇の可能性。押し目買い方針継続。
ユーロ/円は6手連続陽線引けとなり、下値を急角度で切り上げています。直近の大陽線が大きなエネルギーを吐き出した状態となり一呼吸置く可能性がありますが、120円超えから新たな上昇トレンド形成の動きに入った可能性が生じており、浅い押し目を拾って流れに付いて行く方針で。121.90-00に週足ベースで見た強い抵抗が控えていますが、強い上昇エネルギーが生じているので値ごろ感からの売りは控えた方がいいでしょう。買いは、120.90-00で押し目買い。損切りは119.90に置く必要があります。売りは様子見です。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは6手連続陽線引けとなり下値を切り上げる流れを維持しています。1.1170-80の抵抗を実体ベースで上抜けきれずに終えており、小反落の可能性がありますが、日足の形状が安定しているので、1.1120-30での押し目買い方針で。損切りは1.1080で浅めに一旦撤退です。売りは様子見です。1.1220-30にやや強い上値抵抗がありますが、これを上抜けて終えた場合は一段の上昇に繋がり易くなります。短期トレンドは1.0950割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.0800割れで越週しない限り、“弱気”に変化しません。
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