2020年6月1日
【ドル/円】:上下の抵抗を抜けきれない状態続く。押し目を待って買い。
ドル/円は、直近の日足が実体の小さい陽線で終えています。下ヒゲがやや長く、107.00-10の強い抵抗にも跳ね返されており、上値トライの動きが期待できますが、107.90-00の抵抗を上抜けきれておらず、108.00超えで終えない限り、上値余地も拡がり難い状態です。 週足、月足はともに上下の抵抗を抜けきれずに終えています。今週の週足の上値抵抗は108.30-40、109.00-10に、下値抵抗は107.20-30、106.00-10に、月足の上値抵抗は109.00~109.50、111.00~111.50に、下値抵抗は106.00~106.50、102.00~102.50にあります。足元では上値トライの可能性に繋げていますが、107.00割れの越週で下値リスクが点灯、106円割れの越週、越月で新たなドルの下落トレンド入りの可能性が高くなります。 今日のドル買いは107.20-30の押し目待ちとします。損切りは106.40で一旦撤退です。損切りが付かない場合でも107円割れで終えた場合は日足の形状が悪化するのでドル買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。ドル売りは1日様子見か107.90-00で軽く売って、108.20で浅めに一旦撤退するか、深い場合は108.60で撤退です。 日足の上値抵抗は107.90-00、108.40-50に、下値抵抗は107.20-30、106.50-60、106.00-10にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。
ユーロ/円は続伸。日足は非常に強い状態を維持しています。一方で週足の上値抵抗ポイントであった119.80-90の抵抗を上抜けきれずに越週しています。今週はこの抵抗が119.60-70にあり、現状はこれを上抜けていますが、118円台の足元の弱さを残しているので、買いも慎重に。但し、日足が120円台で終えた場合は122円方向への一段の上昇に繋がり易くなります。今日の買いは1日様子見か118.90-00の押し目待ち。損切りは118.30で一旦撤退です。短期トレンドは117.50割れでニュートラルな状態に戻しますが、116円割れで越週しない限り、“ユーロ弱気”に変化しません。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは小幅続伸となりましたが、直近の陽線の上ヒゲがやや長く、上値トライに失敗して押し戻されています。一方で、週足が1.11台乗せで越週したことにより、下値リスクが後退した形となりました。1.0800割れで越週しない限り、短期トレンドは大きく変化しません。小反落の可能性があるので、買いは1.1050-60の押し目待ちとします。損切りは1.0980で撤退です。売りは様子見です。
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