いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
5月19日(火)ドル/円
基調
方向感模索
目先の注目材料
・5/19 パウエルFRB議長、ムニューシン米財務長官議会証言
・米長期金利、主要国株価、国際商品価格
議会証言が起爆剤になるか
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、本日の米上院銀行委員会公聴会にムニューシン財務長官と共に出席し、コロナウイルス支援・救済・経済保障法(CARES法)について証言する。
議長は、これに先立って昨日公表した証言テキストで「この困難な時期に経済を支援するためあらゆる手段をわれわれは講じることにコミットする。
ただ、こうした行動はより広範な公的部門の対応の一部に過ぎないとわれわれは認識している」と説明。
さらに「経済が最近の出来事を乗り越え、最大限の雇用と物価安定という目標を達成する軌道にあると確信するまで、当局は金利をこの水準に維持する見通しだ」と表明した。
テキストが事前に公表された事でサプライズは起きにくくなったと考えられるが、証言に続いて質疑応答が行われるためスルーは禁物だ。
また、日本の大手メディアによると、ムニューシン財務長官は追加的な経済対策に関するトランプ政権の方針にも言及する可能性があるとの事でこちらにも関心が集まっている。
107円台前半で小動きが続くドル/円相場の起爆剤となるか、本日(日本時間23時から)の議会証言に注目したい。
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