2020年4月27日
【ドル/円】：ドルの戻り売り方針継続。
ドル/円は2手連続小陰線で終え、個々の足は下げエネルギーの強いものではありませんが、短期トレンドがやや弱い状態にあるので、ドルの下落リスクへの警戒が解けません。現状は107円台の下値抵抗も守っており、下げ渋りの展開となっていますが、107.00以下の越週か106.50割れを見た場合は一段の下落に繋がり易くなります。短期トレンドは109.00-10の抵抗を実体ベースで上抜けない限り、下値リスクがより高い状態です。 ドル買いは107.00-10で軽く押し目買い。損切りは106.80で浅めに撤退です。ドル売りは107.80-90で戻り売り。損切りは108.20で一旦撤退です。これが付いた場合でも108.30～108.60に強抵抗があり、108円台での売り場探しの戦略は変わりません。 日足の上値抵抗は107.90-00、108.50-60に、下値抵抗は107.00-10、106.50-60、106.00-10にあります。
【ユーロ/円】：下げ渋りの展開か。戻り売り方針継続。
ユーロ/円は実体が小さく下ヒゲのやや長い陽線で終えています。下値トライに失敗した形ですが、上値を切り下げる流れに変化が認められないので戻り売り方針で。但し、117.20超えで終えた場合は日足の形状が改善して下値リスクがやや後退します。この場合でも、短期トレンドは118円台を回復して終えない限り変化しません。買いは様子見か、114.70に損切りを置くなら115.20-30以下の押し目があれば軽く試し買い程度に。売りは116.50-60で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を116.90-00まで見て置く必要があります。損切りは117.30で一旦撤退です。
【ユーロ/ドル】：戻り売り方針継続。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げていますが、上値を切り下げる流れには変化が認められません。一方で1.0720-30の強い下値抵抗には一旦跳ね返されており、一両日はこれを下抜けるにも無理がありそうです。買いは様子見か1.0740-50の押し目を待って軽く試し買い程度に。損切りは1.0710で浅めに撤退です。売りは1.0850-60で戻り売り。損切りは1.0910で撤退です。短期トレンドは1.0950超えで終えればニュートラルな状態に戻しますが、1.12台で越週するまでは下値リスクを残します。
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