(写真=PIXTA)
FXは通貨の売買で利益を得る投資です。
世界には数多くの通貨があり、各国通貨の特徴を知っておくことは、FX取引を行う上でとても重要です。
売買する通貨の組み合わせのことを「通貨ペア」と呼びますが、通貨ペアの種類は、各FX会社で異なります。
20種類のところもあれば、外為どっとコムのように、30種類の取引ができるところもあります。
FX初心者はどの通貨ペアを選んで取引を始めればいいのでしょうか。
今回は各通貨の特徴やおすすめの通貨ペアなどについて考えてみます。
FXで売買される通貨とは?
日本円、米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル、リラ、ペソなど、全世界で約180種類の通貨が流通しています。
中でも米ドルは「基軸通貨」と呼ばれ、世界中で取引される為替相場の中心的存在です。
「1ドル=○○円」という為替レートが、毎日のニュースで伝えられているのは、それだけ私たちの生活において重要な情報だからです。
FXの代表的な通貨
FXで売買されている代表的な通貨の特徴を記してみましょう。
通貨ペア選びの基準
それでは、たくさんある通貨ペアの中から、どれを選べばいいのか考えてみましょう。
まず、通貨は「メジャー」と「マイナー」のふたつに分類されることをご存知でしょうか。
上記のように、FXは通貨の特徴をよく理解した上で、通貨ペアを選ぶ必要があります。
FX初心者おすすめの通貨ペアは
経験の浅いFX初心者は、どのような通貨ペアを選べばいいのでしょうか。
メジャー通貨の中で、特に取引量の多い「米ドル」「ユーロ」「日本円」の3大メジャー通貨での通貨ペアがおすすめではないでしょうか。
1)米ドル/日本円
取引量が多く、為替の変動も比較的緩やかです。
両通貨に関する情報量も豊富で、初心者の方でも相場のトレンドをつかみやすいでしょう。
FX会社が取り扱う通貨ペアの中で、スプレッドが最小の傾向にあります。
2)ユーロ/日本円
比較的わかりやすい通貨ペアとされています。
ただ、「米ドル/日本円」と比較すると値動きの幅が大きくなる傾向にあります。
3)ユーロ/米ドル
世界で一番取引量の多い通貨ペアです。
スプレッド、流動性、安定性に問題はなく、「米ドル/日本円」、「ユーロ/日本円」よりもトレンドが発生しやすいので、利益を出しやすいとして好むFXトレーダーもいるようです。
日本円との直接売買(クロス円)ではなく、「日本円と米ドルで最初に売買し、続いて米ドルとユーロで売買している」ようなものなので、損益の考え方は多少複雑になります。
損益を直感的にわかりにくいと感じる方は、「ユーロ/米ドル」のトレードは「米ドル/日本円」や「ユーロ/日本円」というクロス円の通貨ペアで十分に経験を積んでから、チャレンジしてみるといいかもしれません。
外為どっとコムは30種類の通貨ペア
「通貨ペア」はFX会社によって取り扱う種類が異なります。
外為どっとコムで取り扱う通貨ペアは米ドルから露ルーブルまで30種類。
国内のFX会社の中でもトップクラスの取扱数となり、多様なFX取引を可能としています。
FX初心者は無理をせずに、着実に実績を積み上げましょう。
そしてFXの知識と経験が十分に増えてから、外為どっとコムの豊富な通貨ペアの中で自分に合うものを見つけ、アクティブに資産形成を進めてみてはどうでしょうか。
PickUp編集部