2020年4月8日
【ドル/円】:小幅続落の可能性。押し目を待って買い。
ドル/円は小反落して終えています。下げ余力の強いものではありませんが、109円台を維持できずに終えたことで、108.50以下の足元を固め直す動きが強まる可能性が生じており、ドル買いは引き付ける必要があります。短期トレンドは“ニュートラルから若干ドル強気”の状態ですが、107円割で終えた場合は“ドル弱き”に変化します。 ドル買いは108.00-10以下の押し目待ちとします。損切りは107.40で一旦撤退です。ドル売りは様子見か110.40-50の吹き値があれば売り向かい。損切りは110.80で浅めに一旦撤退です。 日足の上値抵抗は109.50-60、110.40-50、111.10-20に、下値抵抗は108.00-10、107.50-60、107.20-30にあります。
【ユーロ/円】:上値抵抗のぶつかった状態。突っ込み売りにも注意。
ユーロ/円は続伸となり、下値を切り上げています。3/25に付けた121.15を基点とする短期的なレジスタンスラインからは上抜けて終えていますが、3/9に付けた116.13を基点とする短期サポートラインから下抜けた位置で推移していること、週足の形状が安定しておらず、120円台を回復して終えるまでは下値リスクが高い状態です。買いは様子見か118.00-10の押し目を待って軽く買い狙い。損切りは117.40で撤退です。売りは浅い損切りが付いたので様子見か119.30-40の戻り待ちとします。この場合の損切りは120.10に置く必要があります。117円割れで終えた場合は弱気の流れに戻して一段の下落リスクが点灯します。
【ユーロ/ドル】:ユーロの戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは前日の小陰線を切り返して、寄り付き安値の陽線で引けています。上値を切り下げる流れに変化が認められませんが、1.0800近辺に強い下値抵抗が出来ており、これを割り込んで来ないと下値余地も拡がり難い状態です。買いは様子見か1.0820-30の押し目を軽く拾って1.0770で一旦撤退です。これが付いた場合でも1.0700-20ゾーンに強い下値抵抗があります。売りは損切りが付いたので1日様子見を見るか、1.0980-90の戻りがあれば売り狙い。損切りは1.1030に置く必要があります。これが付いた場合はニュートラルな状態に戻しますが、1.1220-30の抵抗を上抜けて越週するまでは急伸にも繋がり難いでしょう。
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