2020年3月16日
【ドル/円】:FRBの緊急利下げを受けて、シドニー市場でドル急落。突っ込み売りに注意。
ドル円はFRBによる緊急追加利下げでNY市場の終値(107.96)から急落しており、シドニー市場では一時105.74を付けています。しかし、直近の大陽線が寄り付き安値の大陽線となっており、105.50割れで終えない限り、突っ込み売りに注意が必要です。但し、103円割れで終えるか、週足が104円割れで終えた場合は再び101~102円台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。99円割れを見た場合は一段のドル下落へ。 今日のドル買いは様子見か105.00-10があれば買い狙い。損切りは103.90に置く必要があります。売りは107.70-80の戻りを待って軽く売り向かい。損切りは108.60で撤退です。 日足の上値抵抗は107.10-20、107.70-80、108.40-50に、下値抵抗は106.00-10、105.70-80、105.00-10にあります。
【ユーロ/円】:短期トレンドはニュートラル。上下の抵抗を抜けきれない可能性。
ユーロ/円は大陽線で終え、短期トレンドをニュートラルな状態に戻していますが、1/16に付けた126.87を基点として上値を切り下がる流れからは上抜けきれておらず、この日足の上値抵抗は120.40-50にあります。短期トレンドは116円台で一旦底打ち、反転の動きに入っていますが、下値リスクを残しているので、買いも慎重に。120.50超えで終えれば上値余地がもう一段拡がり易くなりますが、122円超えで終えるまでは下値リスクを残します。一方下値は、118円割れでニュートラルな状態に戻しますが、117円割れで終えない限り、弱気に変化しません。買いは117.50-60で押し目買い。損切りは116.90で撤退です。売りは1日様子見です。
【ユーロ/ドル】:強い下値抵抗にぶつかる。1.13台を回復して引ければ一段の上昇へ。
ユーロ/ドルは続落となりました。上値を急角度で切り下げており、日足、週足の形状が悪化していますが、下値を切り上げて来た流れは崩れておらず、ニュートラルな状態を維持しています。1.1000割れで終えない限り、調整下げの範囲内です。買いは様子見か、1.1060-70で押し目買い。損切りは浅い場合で1.1020、深い場合は1.0990で撤退です。売りは1日様子見か1.1310に損切りを置くなら1.1230-40で軽く売り狙い。1.13台を回復して終えた場合は、調整下げに留まり、再び上値追いの動きが強まり易くなります。
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