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【ドル/円】:一段の下落リスクに注意。ドルの戻り売り方針継続。

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2020年3月2日

【ドル/円】:一段の下落リスクに注意。ドルの戻り売り方針継続。

ドル/円は3手連続陰線引けとなり、2手前の陰線が110円割れを見て短期トレンドに変化を生じさています。108.00-10に本来強い下値抵抗があり、簡単には下抜けないポイントであることや、直近の大陰線で既に大きな下げエネルギーを吐き出した状態にありますが、トレンドが変化して日が浅いことから、反発余地が限られ易く、値ごろ感からのドル買いは控えた方がいいでしょう。 また、週足も前週の新たな上昇トレンド入りの可能性を示した先週足を完全に打ち消し、さらに週足の下値抵抗ポイントであった、110.00-10を大きく下抜けています。また、月足も、上ヒゲが非常に長く、実体の小さい陰線引けとなり、上値トライに失敗して109.00~109.50ゾーンにあった、月足の下値抵抗を下抜けて越月しており、新たな下落トレンド入りの可能性が生じています。基本戦略はドルの戻り売り方針が有効となっています。 短期トレンドは109.50超えで越週しない限り、変化しません。またこの場合でも112.50超えで越週するまでは下値リスクを残します。 今日のドル買いは様子見です。ドル売りは108.10-20で軽く戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を108.50近辺まで見て置く必要があります。損切りは108.90で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は108.80-90、109.10-20に、下値抵抗は107.00-10、106.40-50、106.10-20にあります。

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【ユーロ/円】:下値リスクが点灯中。一段の下落リスクに注意。

ユーロ/円は大陰線の出現となり、この足が、2/18に付けた118.47を基点として下値を切り上げて来た流れから下抜けて終えており、一段の下落リスクが点灯中です。週足も前週の上げ幅を失う陰線引けとなり、下値リスクがより高い状態です。買いは様子見に転じます。売りは119.40-50で戻り売り。損切りは120.10で一旦撤退です。

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【ユーロ/ドル】:上値余地を探る動き。急伸にもまだ繋がり難く買いは慎重に。

ユーロ/ドルは続伸。実体が小さいものの、下ヒゲが長く下値トライに失敗しており、上値余地を探る動きが先行すると見られます。一方で中期トレンドがまだ弱いので1.1200超えで越週するまでは上値余地も拡がり難いと見られます。買いは1.1000-10の押し目待ちとします。損切りは1.0940で一旦撤退です。売りは様子見です。

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