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【ポンド円】利下げ?据え置き?

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いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

1月30日(木)ポンド/円

基調
方向感模索

目先の注目材料
・1/30 BOE政策金利、BOE議事録、BOEインフレレポート、カーニーBOE総裁会見
・主要国株価、国際商品価格

利下げ?据え置き?

本日は英中銀(BOE)が政策金利を発表する。
今回は、議事録とインフレレポートの公開に加え、カーニー総裁の会見も行われる3カ月に1度のスーパーサーズデーにつき注目点は多いが、最大の焦点は「利下げの有無」だ。
1月に入り、カーニー総裁、ブリハ理事、テンレイロ理事から利下げを示唆する発言が相次いだ事で急速に利下げ観測が強まった経緯がある。
ソーンダース理事とハスケル理事は12月19日の会合で既に利下げ支持を表明(据え置きに反対)しており、これで9人の金融政策委員会(MPC)メンバーの過半数が利下げ票を投じる公算が大きくなったと受け止められた。
ただ、その後は英12月雇用統計で労働情勢の底堅さが示された他、英1月製造業PMIやサービス業PMIが改善した事で利下げ観測が後退した。
カーニー総裁やテンレイロ理事は、利下げを支持する条件として「英経済が思わしくない状況であれば」としていたため市場は利下げに確信を持てなくなった模様だ。
足元で英政策金利先物が織り込む利下げ確率は5割弱となっている事から、BOEの決定が利下げであっても据え置きであってもポンド相場は敏感に反応すると考えられる。
もっとも、ポンドの二次的反応は議事録で示される投票バランス(例えば、5対4での利下げと6対3での利下げでは反応が異なるだろう)やインフレレポートで示される物価見通しや成長見通しによって変わってきそうだ。
場合によっては、カーニー総裁の会見内容次第で三次的反応が起きる可能性もある。
いずれにしても、政策金利発表から総裁会見終了までの約90分間はポンド相場から目が離せなくなりそうだ。

「為替チャート|ポンド/円(JPY)|日足」はこちら