2019年12月2日
【ドル/円】：ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は値幅の小さい足に終わり、下値を切り上げる流れを変えていませんが、強い上昇エネルギーも感じられないので109.80～110.20ゾーンの抵抗を一気に上抜けるのも難しいと見られます。一方で、下値も109.10-20、108.60-70にやや強い抵抗が出来ており、108.60以下で終えない限り下値余地も拡がり難い状態です。 短期トレンドが“ドル強気”の流れを維持しているので、押し目買い方針継続とします。買いは109.10-20の押し目待ち。損切りは108.50で撤退です。売りは様子見か109.60-80ゾーンで軽く売って110.30で撤退です。 日足が108.60以下で終えるか108.80割れで越週した場合は下値リスクがやや高くなります。短期トレンドは107.50割れで変化します。逆に110.30超えの越週か110.50超えで終えた場合はもう一段上値余地が拡がり易くなりますが、111.10～111.50に、週足、月足の上値抵抗が控えており、簡単には上抜けないでしょう。 日足の上値抵抗は109.60-70、110.10-20に、下値抵抗は109.10-20、108.60-70にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。
ユーロ/円は値幅の小さい寄せ線で終え、単体では方向性を示すものではありませんが、下値抵抗を守って下値をゆっくりと切り上げる流れを維持しています。週足の形状も改善しつつあることから、押し目買い方針継続とします。買いは120.10-20で押し目買い。損切りは119.40で撤退です。売りは1日様子見です。121.10-20の抵抗を実体ベースで上抜けてくれば一段の上昇に繋がり易くなります。短期トレンドは119.00割れで変化します。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開続く。下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは実体の小さい陽線引けとなりました。上昇余力の強いものではありませんが、1.1000近辺の日足の抵抗を実体ベースで守って終えており、上値トライの可能性を残した状態です。一方で強い上昇エネルギーも感じられず、1.1150-60の抵抗を上抜けて終えるまでは日足の形状も改善しません。ユーロ買いは1.0990-00で軽く試し買い程度に。損切りは1.0940で撤退です。売りは1日様子見か1.1050-60で軽く売り向かい。損切りは1.1110で撤退です。1.1150-60の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクが後退、1.0900割れで終えた場合は一段の下落リスクが生じます。
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