2019年11月22日
【ドル/円】:上値の重い展開続く。108.20以下で越週した場合は下値リスクが点灯。
ドル/円は小陽線で終え、下値抵抗を守って終えていますが、上昇エネルギーの強いものではないので続伸に繋げた場合でも109.00超えの抵抗にぶつかる可能性に注意が必要です。日足の下値抵抗が108.50-60近辺にありますが、108.76に位置する21日移動平均線の下で推移していることから、下値リスクにもそろそろ警戒が必要でしょう。 ドル買いは108.30-40で軽く買って107.90で撤退です。損切りが付かない場合でも、108.50以下で終えた場合は日足の形状が悪化するので、買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。108.20割れで終えた場合は週足の抵抗も下抜けて一段の下落リスクが点灯します。逆に109.30超えで終えれば来週もドルの上値トライの流れが継続します。ドル売りは109.00-10の戻り待ち。損切りは109.60で撤退です。 日足の上値抵抗は109.00-10、109.30-40に、下値抵抗は108.50-60、107.90-00、107.50-60にあります。
【ユーロ/円】:下値抵抗を守った状態。押し目買い方針で。
ユーロ/円は寄せ線に近い形の足で終えていますが、上値トライに失敗して押し戻されており、上値が重い感が否めません。一方で、119.90-00の下値抵抗にも跳ね返されており、上値トライの可能性を残した状態です。買いは1日様子見か119.60-70の押し目待ちとします。損切りは短期トレンドが変化する118.90で撤退です。これが付いた場合は118.00-10以下の足元を固め直す動きへ。売りは様子見か121.20に損切りを置き、120.70-80の戻りを待って軽く売り向かい。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは陰線引けとなり、1.1080-90の抵抗を上抜け切れずに反落しています。1.1050-60の抵抗を守って終えていますが、若干下押す可能性があるので買いは1日様子見か1.1010-20の押し目があれば買い狙い。損切りは短期トレンドをニュートラルな状態に戻す1.0940で撤退です。売りは様子見か1.1120に浅い損切りを置くなら1.1080-90の戻りを軽く売り向かい。1.1150-60の抵抗を上抜けて終えるまでは、上値余地も拡がり難い状態です。
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