南アフリカランド/円(4時間足)
直近1週間のポイント
・クドロー米NEC委員長とロス米商務長官が米中協議に前向きな見方
・中国は通商協議に悲観ムードと伝わる
☆米中問題を巡り一喜一憂
足元の南アフリカランド/円は7.3円台を中心に方向感なく推移
15日には、米国家経済会議(NEC)委員長と米商務長官の前向きな発言で米中通商協議に対する楽観的な見方が強まると一時7.4円台を回復。
しかし、週明け18日には、中国側は通商協議に悲観ムードだとする報道が伝わり7.3円台に反落するなど、米中問題を巡って一喜一憂する展開となりました。
その後も7.3円台での往来が続いています。
目先の南アフリカランド/円の注目ポイントは政策金利
21日に南ア中銀が発表する政策金利と声明に注目です。
現地エコノミストの予想では政策金利を6.50%に据え置くとの見方が優勢ですが、一部には6.25%への利下げ予想も見られます。
ムーディーズの格付けが「投資適格級」に据え置かれた事などから、中銀は景気支援のために利下げに動く余地が増したという見方のようです。
南アランドの反応については、まずは利下げの有無が重要で、その後に声明で示される政策スタンスを確認してもう一度動くという流れが予想されます。
その他、このところ楽観報道と悲観報道が繰り返しで伝わっている米中通商協議に絡むニュース・ヘッドラインも引き続き南アランド相場のかく乱要因になりやすいと考えられます。
来週までの南アフリカランド/円の見通し
予想レンジ
7.200~7.500円
基調
方向感模索
来週までの注目ポイント
☆11/21 南ア中銀政策金利
☆---- 米中通商問題を巡る報道
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