2019年10月15日
【ドル/円】:上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ドル/円は108.50-60の日足の上値抵抗を抜け切れずに終えています。一方で108.00-10の下値抵抗にも跳ね返されており、上下の抵抗を抜け切れていません。短期トレンドがドルやや強気の状態にありますが、107円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯します。 今日のドル買いは108.00-10の押し目を軽く拾って、107.70で浅めに撤退するか、107.50-60の押し目待ちとします。この場合の損切りは106.80で撤退です。ドル売りは108.40-50で軽く売って109.10で撤退です。 短期トレンドは106.50割れでニュートラルな状態に戻します。さらに106円割れで終えた場合は一段のドル下落に繋がり易くなります。 日足の上値抵抗は108.50-60、108.90-00、109.30-40に、下値抵抗は108.00-10、107.50-60、107.00-10にあります。
【ユーロ/円】:ユーロ/円、短期トレンドは“ユーロやや強気”に変化。
ユーロ/円は前日の陽線の値幅内に小陰線が入り込んで上昇一服となりました。2手前の陽線が119.50超えを見て短期トレンドに変化が生じていますが、中期トレンドが強いわけではないので、買いは飛びつかず、118.90-00の押し目待ちとします。損切りは118.40で一旦撤退です。118.00-10に強い下値抵抗がありますが、118円割れで終えた場合はニュートラルな状態に戻します。この場合でも116.50割れで終えない限り、下値余地も拡がり難いと見ています。ユーロ売りは様子見に転じます。
【ユーロ/ドル】:短期トレンドが変化する可能性が点灯中。
ユーロ/ドルは値幅の小さい足に留まり、方向性に欠けるものですが、2手前の陽線が6/25に付けた1.1412を起点として上値を切り下げて来た流れから上抜けた位置で終えており、日足の形状が改善しています。1.11台を回復するまでは下値リスクへの警戒も必要ですが、1.09台の足元もしっかりして来た感があり、突っ込み売りにも注意が必要でしょう。買いは様子見か、1.0980-90で軽く押し目買い。損切りは1.0940で浅めに撤退です。ユーロ売りは様子見か、短期トレンドが変化する1.1110に損切りを置き、1.1060-80ゾーンで軽く売り向かい。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。