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米中通商協議再開も今朝は中国側から悲観的発言

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総括

米中通商協議再開も今朝は中国側から悲観的発言

予想レンジ 人民元/円 14.50-15.50

(ポイント)
*今朝は中国側から米中通商協議へ悲観的な発言があった
*国慶節明けも人民元は安い
*中国は農産物輸入拡大は示唆
*米国は中国への投資制限を示唆し圧力をかけている
*9月製造業PMIは改善
*S&P中国の格付けを維持
*ドル元相場は依然7.0を超えている
*上海総合指数は3000台を維持できず
*中国は貿易問題などで脅しには屈しないと発言
*8月小売売上、鉱工業生産は悪化
*習主席は2049年までのリスクへの闘争を示唆、一方トランプ大統領は早期解決を望む
*米国は中国を為替操作国と認定
*中国は通貨バスケット制に基づき元を変動させる.
*トランプ大統領は米企業の中国撤退を促す(後に否定)
*米国は9月1日に発動予定の追加関税を一部延期
*2Q成長率は6.2%に減速 今後は6%割れ予測も出ている
*全人代のCPI上昇目標は3% 

(今朝の米中通商協議ニュース リスクオフ)
* 米中の2日間の次官級通商協議、主要問題で進展なし
* 中国代表団は10日にワシントンを発つ予定、閣僚級協議は1日のみ
* 中国代表団、強制的な技術移転に関する協議を拒否

(米中通商協議再開、中国市場再開)
先週取り上げた米の対中投資制限検討のサプライズの報道は米政府によって否定された。さて米中通商協議が始まる。 トランプ大統領は、中国との通商合意に向け「絶好の機会」があると述べた。
カドロー米国家経済会議(NEC)委員長によると、週明けの7、8日は次官級、10、11日はムニューシン財務長官とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と劉鶴・中国副首相らによる閣僚級協議が行われる予定。トランプ大統領は「中国は合意締結を試みている国で、合意締結に向けた絶好の機会がある」と指摘。「合意締結の可能性という観点では今が非常に重要な段階であり、合意に至れば、過去最大の通商合意になるだろう」と語った。

(中国側の反応は)
中国政府が今週の対米通商交渉で大きな進展を遂げることへの期待値を下げていると、中国政府高官や外交官、投資家が明らかにした。米政府が今週、中国の28団体・企業を事実上の禁輸リストである「エンティティー・リスト」に追加したことが背景。
中国政府は米国との貿易戦争に終止符を打つことを望んでいるものの、短期的に合意にこぎ着ける可能性について楽観視していないという。

(農産物輸入だけでは限界があるだろう)
FTは米中の閣僚級貿易協議で、中国が大豆など米国産農産物の購入拡大を提案すると伝えた。暫定合意を取り付け、15日に迫った米国の対中制裁関税の一部税率引き上げを回避したい考えとされる。
 中国は米産大豆の購入を年間約2000万トンから3000万トンに増やすことを提案するほか、牛肉や豚肉などに関する非関税障壁の修正にも応じる構え。大豆の購入拡大は32億5000万ドルに相当するという

(最近の経済指標)
 先週発表された中国の9月製造業PMIは政府版が49.8(前月49.5)、財新版が51.4(前月50.4)と上昇した。弱かった8月小売売上 鉱工業生産、8月工業部門企業利益などの指標から改善した。
上海総合指数は年初来16.49%上昇しているが、香港ハンセン指数は反政府デモの影響もあり年初来マイナス(-0.10%)となった。中国政府がどう対処するかも、株価、通貨に影響してくるだろう。

(休み明けもドル元相場は変わらず元安)

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テクニカル分析(人民元/円)

3週連続陽線を3週連続陰線で返される

日足。雲の下限に絡む。ボリバン下限近くで推移。5日線横ばい。10月1日-8日の下降ラインが上値抵抗。8月26日―10月9日の上昇ラインがサポートだが耐えきれるか。
 週足。ボリバン下限下抜きから戻すも4週連続陽線とならず。逆に3週連続陰線で返される。9月9日週-16日週の下降ラインが上値抵抗。8月26日週-9月30日週の上昇ラインを下抜く。
 月足、6月-7月の上昇ラインを下抜きボリバン下限を下抜く。5月-8月の下降ラインが上値抵抗。9月は漸くボリバン内へ回復。8月-9月の上昇ラインがサポート。
年足、16年-18年の上昇ラインを下抜く。16年-18年の下降ラインが上値抵抗。11年-12年の上昇ラインがサポート。 

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チーファンラマ

アップル地図アプリが批判される

中国共産党機関紙の人民日報は、米アップルがダウンロードを認めている地図アプリが、香港でデモ参加者によって警察の動きを把握し、時には暴力的な行動を起こすために利用されているとして、アップルを強く非難した。
人民日報はアプリ名に言及していないものの、アップルをデモの共犯と激しく攻撃するとともに、同社が「理路整然と考えているのか」と疑問を呈した。
さらに同紙は、アップルには善悪の判断力がなく、真実を無視しており、「有害なソフトウエアを野放しにするのは中国人民の感情を裏切る行為だ」と指摘した。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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