2019年10月8日
【ドル/円】：ドル小じっかり。上値抵抗にも注意。
ドル/円は直近の日足が包み足の陽線となり、前日の小陽線を補強した形となっています。このため、今日については下げ渋りの傾向が強まると見られますが、日足、週足ともに形状が悪化し始めており、107円台後半から厚くなる上値抵抗を上抜け切れない可能性に注意が必要です。一方下値も、日足、週足ベースで見た強い抵抗が106.00-20、105.00-10にあり、105円をしっかり割り込んで越週するか、値動きの中で104.50割れを見ない限り、急落にも繋がり難い状態です。 今日のドル買いは107.00-10で軽く押し目買い。損切りは106.50で一旦撤退です。ドル売りは1日様子見か107.80-90の戻りがあれば売り向かい。吹き値があった場合の上値余地を108.20近辺まで見て置く必要があります。損切りは108.50で撤退です。 日足の上値抵抗は、107.80-90、108.40-50に、下値抵抗は106.90-00、106.50-60、106.00-10にあります。
【ユーロ/円】：ユーロの上値余地が若干拡がる可能性。戻り売りの流れは変わらず。
ユーロ/円は小幅続伸。上昇余力の強いものではありませんが、117.10-20にやや強い抵抗が出来ており、これを支えとして上値余地がもう一段拡がる可能性があります。短期トレンドの変化は認められませんが、今日の売りは1日様子見か、118.40-50の吹き値があれば売り向かい。損切りは119.10で一旦撤退です。買いは様子見か117.10-20の押し目を軽く試し買い。損切りは浅い場合で116.90、深い場合は116.40で撤退です。短期トレンドは119.50超えで終えない限り変化しません。
【ユーロ/ドル】：上下の抵抗を抜け切れず。戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは小反落。1.0950-60の軽い抵抗も下抜けておらず、下げエネルギーの乏しいものですが、短期トレンドの変化が認められないので、戻り売り方針継続とします。買いは様子見か1.0910-20の押し目があれば軽く試し買い程度に。損切りは1.0880で浅めに撤退です。ユーロ売りは1.0990-00で戻り売り。損切りは1.1030で浅めに一旦撤退です。短期トレンドは1.11台を回復して終えない限り、変化しません。
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