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【ポンド円】ブレグジット混迷、情報も錯綜

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いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
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10月7日(月) ポンド/円

基調
波乱含み

目先の注目材料
・主要国株価、国際商品価格

ブレグジット混迷、情報も錯綜

ジョンソン英政権は先週2日、欧州連合(EU)に対しアイルランド国境を巡る「バックストップ(安全策)」条項の代替措置などを盛り込んだ離脱協定の最終案を提示した。
しかし、欧州委員会の報道官は4日、最終協定案は「協定締結の基礎となるものではない」と強調。
4日には英国のフロスト欧州担当補佐官とEU側の首席交渉官であるバルニエ氏率いるチームが会談したが、進展なく物別れに終わった。
来週17-18日のEU首脳会議を前に事態は混迷を深めている模様だ。
その他4日には、スコットランド上級裁判所に提出された文書において、ジョンソン首相はEUと離脱協定の合意が成立しなかった場合に、離脱延期を要請する意向である事が明らかとなったと報じられた。
ジョンソン首相が「延期なら野垂れ死にのほうがマシ」としていたスタンスを転換したのかと思いきや、7日付けの英紙は、ジョンソン首相がEUへの離脱延期申請を避ける事を求めて最高裁への訴訟を開始する可能性があると報じるなど情報も錯綜気味だ。
ジョンソン首相は、EU首脳会議の議題が設定される今週11日を最終協定案の事実上の合意期限としている。
当面、観測報道がさらに増えると見込まれる中、ポンド相場はそれらに一喜一憂する事になりそうだ。