メキシコペソ/円(4時間足)
直近1週間のポイント
☆9月の上昇一服で調整ムード
・米大統領弾劾リスクで一時5.50円割れ
足元のメキシコペソ/円は上昇一服で小反落の展開
ペソ/円は、9月に入り右肩上がりの上昇が続いていました。
米中貿易摩擦に緩和の兆しが見られた事や、メキシコ政府が発表した2020年度予算が穏当な内容だった事がペソ反発の背景です。
しかし、18日に5.593円まで上昇して8月1日以来の高値を付けた後はやや調整ムードとなっており、米大統領の弾劾リスクが意識された24日には一時5.50円を割り込む場面もありました。
当面のメキシコペソ/円の注目ポインはメキシコ中銀
メキシコ中銀は26日の政策決定会合で25bp(0.25%)の利下げに動くと見られています。
もっとも、米国の利下げなど世界的な金融緩和の流れに沿ったものであり、市場もこれをほぼ織り込み済みです。
利下げしてもなお7.75%という高金利を維持するとあって、利下げ幅が予想通りであればペソ安リスクは小さいでしょう。
とはいえ、メキシコ中銀は8月にも5年ぶりの利下げを決めたばかり。
今後も利下げを継続するハト派姿勢を強く打ち出すようならペソ安圧力が増す可能性もあります。
ディアスデレオン総裁の会見に注目が集まりそうです。
来週までのメキシコペソ/円の見通し
予想レンジ
5.425円~5.625円
基調
下値堅い
来週までの注目ポイント
☆9/26 メキシコ中銀政策金利
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