2019年9月13日
【ドル/円】：ドル強気を維持。108円台の上値抵抗に注意。
ドル/円は4手連続小陽線で終えています。直近の日足が下値トライに失敗した形となっており、上値トライの動きが先行すると見られますが、108.50-60、108.80-90に一段と強い上値抵抗が控えており、これらを一気に上抜けるほどの上昇にも繋がり難いと見ています。一方で下値を切り上げる流れを維持していることや、日足の形状がしっかりしているので下値余地もまだ拡がり難く、浅い押し目を拾って流れに付いて行く方針は変わりません。短期は強気、中期は弱気の流れは変わらず。短期トレンドは106円割れを見ない限り変化しませんが、107円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯します。逆に108.10-20の抵抗を上抜けて越週した場合は来週以降108.80～109.20までもう一段上値余地が拡がり易くなります。このレベルはあれば売り場とみています。 今日のドル買いは107.80-90で軽く押し目買い。損切りは107.40で十分でしょう。ドル売りは1日様子見か108.80超えの吹き値があれば売り向かい。損切りは109.30で撤退です。 日足の上値抵抗は108.50-60、108.80-90に、下値抵抗は107.80-90、107.50-60、107.00-10にあります。
【ユーロ/円】：短期はユーロ強気。押し目買い方針で。
ユーロ/円は下ヒゲが非常に長い陽線で終え、下値トライに大きく失敗した形で終えています。この足が119.50-60の上値抵抗をクリアしており、上値余地がもう一段拡がる可能性が点灯中です。“ダマシ”となる可能性があるので、買いは飛びつかず119.00以下の押し目待ちとします。損切りは118.40で一旦撤退です。売りは1日様子見です。
【ユーロ/ドル】：下値抵抗に跳ね返された状態。1.1150超えで短期トレンドに変化。
ユーロ/ドルは下ヒゲが長い陽線で切り返しており、この足が下値トライに大きく失敗して1.09台の足元を固めた感があります。短期トレンドの変化はまだ認められないものの、1.1110-20の抵抗を上抜けて終えるか、1.1150-60の抵抗をクリアすればニュートラルな状態に戻します。逆に1.0900割れを見た場合は反転の可能性を打ち消します。買いは1日様子見か1.1000-10で押し目買い。急落した場合の下値余地を1.0980近辺まで見て置く必要があります。損切りは1.0930で撤退です。売りは1日様子見か短期トレンドが変化する1.1160に損切りを置くなら1.1110-20で軽く売り向かい。
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