2019年8月23日
【ドル/円】：一方向へ動き易い状態。売り買いともに引き付けて。短期トレンドはドル弱気。
ドル/円は直近の日足が小陰線で終えていますが、下げ余力の強いものではないので、再度106.70-80超えの抵抗をトライする動きが強まってもおかしくありません。短期トレンドはドル弱気のままですが、107円台に乗せて終えた場合は来週以降も上値余地を探る動きが継続します。107.50超えを見た場合はニュートラルな状態に変化して108.10～108.80ゾーンの厚い抵抗をどこまでクリアできるかトライする動きが期待できますが、週足の形状が弱く、109.50超えで越週しない限り、下値リスクを残します。逆に105.50以下で終えた場合は日足、週足ともに形状が悪化して来週以降のドルの上値余地が限られ易くなります。 日足の値動きが収束していることから今日については一方向へ抜け出す可能性に注意が必要です。売り買いともに引き付けて。 買いは様子見か105.50-60で押し目買い。損切りは104.90で撤退です。ドル売りは107.00-10まで引き付けて。損切りは107.60で撤退です。 日足の上値抵抗は107.00-10、107.70-80に、下値抵抗は105.90-00、105.10-20、104.60-70にあります。
【ユーロ/円】：戻り売り方針継続。下値抵抗にも注意。
ユーロ/円は小反落。短期トレンドは弱いままですが、直近の陰線の値幅が小さく、下げエネルギーの強いものではないことや、117.50-60の抵抗を守っており、これを割り込んで終えない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。今日の買いは様子見です。或いは117.40に浅い損切りを置くなら117.80台を軽く試し買い程度に。売りは118.80-90の戻り待ちとします。損切りは119.30で一旦撤退です。短期トレンドは120円台を回復すればニュートラルな状態に戻しますが、121.50超えで越週しない限り、下値リスクを残します。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開続く。1.1050割れで下値リスクが点灯。
ユーロ/ドルは小幅続落。日足の形状は下値リスクがやや高い状態ですが、1.1050-60の下値抵抗を守っており、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは1.1060-70で再度軽く押し目買い。損切りは1.1040で浅めに撤退です。これが付いた場合はニュートラルな状態に戻します。さらに1.1000割れで終えた場合は一段の下落に繋がり易くなります。売りは1.1180-90の戻り待ちとします。損切りは1.1230で一旦撤退です。
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