週明け8日、トルコリラ/円は下落してスタートした。
これはトルコ中銀のチェティンカヤ総裁が6日土曜日に解任されたためだ。
解任理由は公表されていないが、市場では政策金利に対するチェティンカヤ総裁と エルドアン大統領の認識の相違が引き金になったと見られている。
下落圧力のかかるリラの防衛策として、昨年トルコ中銀は政策金利を24%に引き上げ、 継続している。
これについてエルドアン大統領は再三「利下げ」を主張していた。
後任には、ウイサル副総裁が昇格した。
なお、ウイサル氏は数日中に会見を行う予定とされる。
7月25日の政策金利発表を前に新総裁の発言が注目されそうだ。
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