
ドル円レポート:「有事のドル買い」が下値を支える一方、164.00円の大台手前では為替介入への警戒感から円買い戻しも発生
ニューヨーク市場:米イラン戦争拡大懸念に伴う原油先物上昇でドル買いが先行。
イランによる衝突拡大懸念から原油先物価格が上昇し、ドル買いが優勢となるなか、昨日のNY時間にはイエメンの親イラン武装組織フーシ派によるサウジタンカー2隻への攻撃が報じられました。これを受けトランプ米大統領が対イラン大規模攻撃を警告すると、原油高がさらに加速。ドル円は一時163.988円まで上値を伸ばしました。
本日24日のアジア時間:163円後半で膠着
本日のアジア時間に入っても「有事のドル買い」の流れは継続しているものの、節目の164.00円を目前に本邦当局による為替介入への警戒感から円買い戻しも入り、現在は163円後半でのもみ合い推移となっています。
黒川健(くろかわ・たける)
米国Capital Market Services LLCニューヨーク本社および上田ハーロー株式会社でカバーディーラー、プロップディーラーを約20年間務める。2021年9月(株)外為どっとコム総合研究所入社後は、テクニカル分析、ファンダメンタル情報を配信している。
