12日の香港市場は堅調か。13-15日に予定されているトランプ米大統領の訪中を前に、米中関係の改善期待が地合いを支えそうだ。中国外交部の郭嘉昆報道官は11日の定例記者会見で、トランプ大統領が習近平国家主席の招待を受け、国賓として中国を訪問すると正式に発表した。米大統領の訪中は9年ぶりで、両首脳の対面会談は昨年10月の釜山会談以来となる。
一方、中東情勢を巡る不透明感が引き続き重荷となるだろう。トランプ大統領はイランが新たに提案した紛争終結案に対して「完全に受け入れがたい」とした。ホルムズ海峡の再開が見通せないなか、11日のNY原油先物価格は先週末の1バレル95米ドル台から98米ドル台に上昇した。
11日のNY市場でダウ平均は95米ドル高と小幅に続伸。人工知能(AI)需要の拡大による恩恵を受けるとの期待で半導体関連株への買いが続いた。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は続伸した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、主力株では大型ネット株の美団(03690)、テンセント(00700)、アリババ集団(09988)、欧州金融大手のHSBC(00005)がそろって香港終値を上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
