前日欧州時間から本日アジア時間にかけてのドル円相場の動向と、FX個人投資家のポジション変化をまとめました。市場参加者の売買傾向を把握し、今後のFX取引の参考にご活用ください。
※本レポートは外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」のデータを基に作成しています。
作成日時:2026年4月14日 15:13
4月13日〜14日のドル円市況|協議再開観測で原油安・ドル安
4月13日のドル円は、植田総裁の発言が今月の利上げを強くイメージさせる内容ではなかったため、159.858円まで上昇した。その後、160.00円を前に伸び悩む中、トランプ米大統領が「今朝イランから電話があり、同国は取引を望んでいる」と話すと、リスク回避ムードが後退し、ドル円は159.287円まで下げた。
本日のアジア時間は、イランと米国との協議進展期待が引き続き意識された。また、本日の好調な本邦20年国債入札の結果を受けて、国債下落(金利上昇)圧力が緩和したことで、足元の円安・ドル高の流れが巻き戻され、ドル円は158.957円まで下落した。

FX取引金額と個人投資家ポジション動向、円買い優勢
取引金額、売建玉、買建玉のすべてが前日比でプラスとなった。また、売建玉の増加率(3.5%)が買建玉の増加率(1.8%)を上回っており、引き続き個人投資家は円買い目線を続けているもよう。
| 項目 | 取引金額 | 売建玉 | 買建玉 |
|---|---|---|---|
| 前日比 | 2.3% | 3.5% | 1.8% |
※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のポジション円換算金額
市場シェア上位通貨ペア、メキシコペソが後退
ドル円(USD/JPY)が市場シェア72.3%を占めており、他の通貨ペアを引き離して圧倒。また、2位のメキシコペソ円(MXN/JPY)は2.2%減とシェアを落とした一方、3位の豪ドル円(AUD/JPY)は2.3%増とシェアを伸ばした。
| 順位 | 通貨ペア | 市場シェア | 前日比 |
|---|---|---|---|
| 1位 | USD/JPY | 72.3% | -0.2% |
| 2位 | MXN/JPY | 6.3% | -2.2% |
| 3位 | AUD/JPY | 6.2% | 2.3% |
| 4位 | GBP/JPY | 2.8% | 0.5% |
| 5位 | AUD/USD | 2.7% | 0.9% |
| 6位 | ZAR/JPY | 2.4% | 0.0% |
| 7位 | EUR/JPY | 1.9% | -0.8% |
| 8位 | TRY/JPY | 1.9% | 0.3% |
| 9位 | EUR/USD | 1.6% | -0.5% |
| 10位 | NZD/JPY | 0.9% | -0.2% |
※外貨ネクストネオ取り扱い30通貨ペアのうち、取引量上位10位
主要通貨ペアのポジション増減|オセアニア通貨で売り目線強まる
ユーロ円(EUR/JPY)が14.1%増、オフショア人民元円(CNH/JPY)が14.6%増と買いポジションを増加させたのに対して、豪ドル円(AUD/JPY)は売りが11.5%増、買いが3.3%減、NZドル円(NZD/JPY)は売りが5.5%増、買いが4.5%減となり、オセアニア通貨に対する個人投資家の弱気な見方が強まった。
| 通貨ペア | 売ポジション(Short) | 買ポジション(Long) |
|---|---|---|
| USD/JPY | 5.1% | 4.3% |
| EUR/JPY | 0.7% | 14.1% |
| EUR/USD | 0.4% | 0.4% |
| GBP/JPY | -0.2% | -5.3% |
| AUD/JPY | 11.5% | -3.3% |
| NZD/JPY | 5.5% | -4.5% |
| ZAR/JPY | 0.9% | 0.4% |
| TRY/JPY | -0.8% | 0.8% |
| CNH/JPY | 0.7% | 14.6% |
| MXN/JPY | -5.9% | 2.1% |
| SGD/JPY | 0.1% | -0.9% |
※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアの前日比ポジション増減
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