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イラン情勢 どっちに転んでも円安材料… 2026/4/14 #外為ドキッ

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉
X(Twitter):@gaitamesk_naka

『最新のドル/円相場を解説』

最新のマーケット情報まとめ

<足元の動き>
イラン情勢が最大の材料:米イラン核協議(イスラマバード)は合意に至らず終了。バンス副大統領は「イランにとってはるかに悪いニュース」と発言。トランプ大統領はホルムズ海峡への封鎖宣言をSNSに投稿
原油急騰後に失速:WTI先物が一時105ドル台まで急騰するも、その後96ドル台まで反落。ボラティリティが極めて高い状態
ドル円:週末の159円20銭台から窓を開けて上昇スタートするも、ニューヨーク時間午後にドル売りで下落。クロス円は反対に上昇
クロス円が全面高:ユーロ円は1999年来の史上最高値を更新、ポンド円は約18年ぶりの高値更新
イラン情勢に好転の兆し:トランプ大統領が「イランから連絡があり、交渉を望んでいる」とSNSに投稿→株高・ドル売り・クロス円上昇の流れに。第2回交渉は近日中に開催模索中

<円安の構造的要因>
金利差が依然大きい:ECB・BOE・RBAは追加利下げではなく利上げ方向。日銀のみ緩和的スタンスが継続
円を買うインセンティブがない:政策金利を2〜2.5%まで引き上げない限り、円高への転換は困難
イラン情勢はどちらに転んでも円安
 ・悪化→ドル高+原油高→交易条件悪化→円売り
 ・改善→リスクオン→クロス円上昇→円売り

<本日の見通しと結論>
円安地合いは継続。ドル円の方向性はイラン情勢とドルの動き次第

・円に対する上昇余地を生む材料(介入以外)が乏しく、本質的な円高転換は見込みにくい
イラン情勢悪化なら:ドル高・円安でドル円上昇、160円台再挑戦の可能性
イラン情勢改善なら:ドル安・円安でクロス円主導の上昇、ドル円は限定的な下落にとどまる
・どちらのシナリオでも円は売られやすく、介入がなければ円高は限定的
・ユーロ円・ポンド円などクロス円の上値余地は引き続き大きい

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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