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【見通し】NY株見通しー利下げ見通しを巡り11月雇用統計などの経済指標に注目

今晩は11月雇用統計などの経済指標に注目。昨日は景気敏感株やバリュー株への資金ローテーションが続いたものの、AI株の一角が下落し相場の重しとなった。ダウ平均は朝方に221ドル高まで上昇したものの、41.49ドル安(-0.09%)と小幅に2営業日続落し、ハイテク株主体のナスダック総合は0.59%安と3営業日続落した。

 今晩は来年の利下げ見通しを巡り11月雇用統計や10月小売売上高などの経済指標に注目が集まる。政府閉鎖の影響で12月初めに発表される予定だった11月雇用統計の市場予想は非農業部門雇用者数(NFP)が5.0万人増と、前回の11.9万人増から大きく減少が予想されており、10月小売売上高は前回の+0.2%から+0.1%に低下が見込まれている。先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)ではメンバーの金利見通し(ドットプロット)で来年1回の利下げ予想が示されたが、市場では年2回の利下げ期待が高まっており、CMEのフェドウォッチ・ツールでは年2回の利下げ確率が74%となっている。経済指標が市場予想通りの弱い結果となれば、来年の利下げ期待の高まりが相場の支援となることが期待される。

 今晩は米経済指標は11月雇用統計、10月小売売上高のほか、12月S&Pグローバル製造業・サービス業PMI速報値など。企業決算は引け後にレナーが発表予定。(執筆:12月16日、14:00) 

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ