
金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、直近の振り返りと今後の予想をまとめました。
【金の市況】FOMCは利下げ決定するも、ドル安進行で金は続騰!
昨日(米国:2025年12月10日)開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)は、市場の予想通り0.25%の利下げを決定しました。これを受け、外国為替市場ではドルが売られ、金スポット市場には追い風が吹いています。
FOMCの結果と市場の反応
今回のFOMCでは、3会合連続となる0.25%の利下げが決定されました。声明文やパウエルFRB議長の記者会見では、労働市場の減速リスクに言及するなど、ハト派的な姿勢が示されました。市場が警戒していたほどのタカ派的な内容ではなかったとの見方から、金融市場では安心感が広がりました。
一方で、FOMC参加者の金利見通し(ドット・プロット)では2026年の利下げ回数が1回に留まるなど、利下げに慎重な意見もみられました。また、今回のFOMCでは、「金利据え置き」や「0.50%の利下げ」などの意見が出たため、FRB内部での意見の相違も鮮明になっています。
米ドル相場の動き
FOMCの結果とパウエルFRB議長の会見内容を受け、外国為替市場ではドル安が進行しました。米労働市場への懸念が示されたことで、米長期金利の上昇が一服し、ドルを売る動きが強まった形です。ドル円は156円前半から、155円台半ばまで下落しています。
金スポットへの影響
金スポット市場は、このドル安を好感し上昇で反応しました。ドル建てで取引される金は、ドルが下落すると相対的に割安感が出るため、買いが集まりやすくなるためです。もっとも、金スポットの上昇は一時的で、その後は値を戻し、方向感は出ていません。
いま輝いている、銀スポットの上昇
2025年は金価格の上昇に注目が集まりましたが、10月中旬から金価格の調整が続く中、いま高値更新で注目を集めているのが銀スポットです。産業需要の高い銀は、ここ数年供給不足になっており、FRBの利下げ期待が高まったことからの連日の高値となっています。また、話題のAIデータセンター機器にも銀が必要ということで今後も高い需要は続きそうです。
金スポット スプレッド大幅縮小のお知らせ

12月1日(月曜)より『CFDネクスト』にて「金スポット」の現在の提示スプレッド※を大幅に縮小いたします。非常に注目度の高い「金スポット」のお取引をぜひこの機会にお試しください。
■縮小開始日時
2025年12月1日(月曜)~2025年12月24日(水曜)
提示時間帯:18時~翌3時
■対象銘柄およびスプレッド
金スポット:0.20→0.15(25%縮小)
※2025年10月配信実績
『CFDネクスト』の提示スプレッドは固定化されたものではありません。市場の流動性が低い時間帯、主要経済指標の発表前後、ならびに天災地変または金融・経済関連の重大事件など予期せぬ突発的事象の発生時には、スプレッドが変動する可能性がございます。またスプレッド縮小の時期は告知なく終了する場合があります。
金スポット 日足チャート分析(2025年12月11日時点)

現状:三角持ち合いの先端にあり
上値抵抗線は10月高値(4,381)からの下降線、下値支持線は11月前半の安値からの上昇線で収束しています。直近のローソクは実体が小さく、上下ヒゲを伴う「迷い」の形で、値幅縮小は近いタイミングでのブレイクを示唆します。安値切り上げが維持され、保ち合い内では買いの圧力が粘っている状態だと見ます。
直近のプライスアクション
- 抵抗:4,260(上値トレンドライン付近)、上に4,300–4,380(直近の高値帯)
- 支持:4,120(下値トレンドライン付近)、次に4,020–4,050(押し安値群)
- 終値ベースでの方向性は出ず。持ち合いの典型的な短い上下の往復が続く。
単純移動平均(SMA10)の見立て
価格はSMA10の上下を行き来しつつも、短期の支えとして機能。直近の下ヒゲはSMA10近辺で止まりやすく、終値での連続割れが出るとモメンタム低下に注意。
RSI(9)の分析
RSIは50付近。過熱感はなくニュートラル。上放れの際にはRSIの50→60→70への再加速が追づいすると心強い局面。
金スポット シナリオ別見通し
1. 上放れ(メイン・やや優勢)
- 条件:終値で4,260上抜け+翌日も維持、RSIが60台へ回帰。
- 目標:4,300 → 4,350 → 4,381(直近高値)。勢い次第で4,420–4,450へ。
- 失速のサイン:上抜け直後に陰線で4,240割れ=ダマシの可能性。
2. 下放れ(サブ)
- 条件:終値で4,100前後のトレンドライン割れ&SMA10の明確な下抜け継続。
- 目標:4,050 → 4,000(心理節目)、次は3,950–3,900ゾーン。
- 留意:割れ直後は戻り売りが効きやすい一方、短期の反発(ダマシ)も起きやすい。
リスク・注意点
- 持ち合いの先端は「一度抜けてもすぐ戻る」というダマシが最多しやすい。終値確認+翌日の確認で相場分析の確度を上げたい。
- イベント(例:米CPI、FOMC、要人発言)でギャップ発生に要警戒。ブレイク前後の新規ポジションはサイズ縮小を。
金スポット まとめ
上昇トレンド中の持ち合い継続と見れる。ただしRSIが中立圏のため、上昇のブレイクの事実確認をしっかりしたい。上放れなら4,300→4,381トライがメインシナリオ、下放れなら4,050→4,000を目安に一旦は売り優位か。
銀スポット 日足チャート分析(2025年12月11日時点)

現状:力強い上昇トレンド継続、直近は上方への拡張局面
価格は11月後半から再度上昇へ移行し、RSIは直近では75を上抜ける強いモメンタム。ローソク足は実体陽線が続き、押しは短く、トレンドフォロー優位の地合いです。
直近のプライスアクション
- 抵抗:60.5–61.5(直近高値圏)、その上は62.0–63.0(伸びの目標帯)
- 支持:59.0前後(SMA10付近)、次に57.0–57.5(直近の押し安値とレジ・サポ転換のレベル)
- 上昇の中で小さな押し目と陽線が継続。終値ベースでのトレンドは上向き。
単純移動平均(SMA10)の見立て
SMA10は右肩上がりで価格を下から追随。押し目は概ねSMA10付近で吸収されており、短期の動的サポートとして機能中。終値での明確な連続割れが出るまでは、買い目線維持が妥当か。
RSI(9)の分析
RSIは75を超えて推移し、強いモメンタムを示唆。ただし高位圏のため、短期的な利食いによる押しが入りやすい環境か。直近の高値更新に対しRSIが横ばい〜やや低下なら軽い下落に注意。「健全」な上昇のためにはRSIの60以上の高位維持が欲しいところ。
銀スポット シナリオ別見通し
1. 上方拡張継続(メイン)
- 条件:終値で60.5–61.0を維持しながら高値更新。RSIが60以上をキープ。
- 目標:61.5 → 62.0 → 63.0(上昇チャネル上限想定)。
- 失速サイン:大陽線の直後に長い上ヒゲ&翌日の終値で60.0割れ。
2. 押し目形成(健全な調整)
- 条件:短期利食いで下落、SMA10(約59.0)へ接近。
- 反応:SMA10・59.0近辺での下ヒゲ反発を確認できれば押し目買い有効。
- 代替:59.0を明確に割って終わる場合は57.0–57.5までの深めの押しを想定。
3. トレンド転換リスク(低確率ながら留意したい)
- 条件:連続陰線でSMA10割れ継続&RSIが50割れ。
- 目標:57.0 → 55.5(レジ。サポ転換)。
- 判断:50割れはモメンタムの質的変化。ポジションサイズ縮小や一時撤退を検討。
リスク・注意点
- 現在のような強いトレンドでは浅い押しで反発しやすく、深い押し待ちを続けると機会損失が増える一方、追随買いは浅めのストップ注文を行うなど設定が重要。
銀スポット まとめ
銀スポットは上昇トレンド継続がメインシナリオです。RSIが高位でモメンタムは強いが、短期の押し目が入りやすい。最適解はSMA10付近の押し目買いまたは61.0上抜けの追随で。ストップはタイトに設定を。59.0割れ継続・RSI50割れが出た場合はシナリオを修正か。
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金(ゴールド)の上昇・下落変動要因
上昇要因
インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。
下落要因
インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。
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