東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は215ドル安の47739ドルで取引を終えた。小高く始まったもののFOMCを前に買い手控えムードが強く、寄り付きを高値にマイナス圏に沈んで下げ幅を広げた。ドル円は足元155円90銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが270円安の50320円、ドル建てが260円安の50330円で取引を終えた。
米国株安を受けて売りに押されると予想する。ただ、半導体株の一角には買いが入っており、ナスダックは小幅な下落にとどまっている。FOMCを前にポジションを一方向に傾けづらい局面ではあり、下値も限られるとみる。5日線(50254円、8日時点、以下同じ)や25日線(50199円)はサポートになると期待でき、売り一巡後はこう着感の強い時間が続くだろう。日経平均の予想レンジは50250-50500円。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
