東京市場は軟調か。米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックが上昇した。ダウ平均は289ドル安の47417ドルで取引を終えた。国際エネルギー機関(IEA)が加盟国の石油備蓄の協調放出で合意したと発表したが、これを受けても原油価格が上昇したことが嫌気された。米2月消費者物価指数(CPI)は市場予想並みの結果となったが、市場では早期利下げ期待が後退。米長期金利が上昇したことも重荷となった。一方、決算が好感されたオラクルが急伸したことなどから、ナスダックはプラスを確保した。ドル円は足元158円90銭近辺で推移している。CME225先物は円建て、ドル建てともに大阪日中終値と比べて425円安の54775円で取引を終えた。
ナスダックは上昇したが、日本株はオラクルの時間外の上昇を受けて、きのう先んじてハイテク株が強く買われている。きょうはハイテク株への好影響は限定的となり、ダウ平均やS&P500の下落を嫌気した売りに押されると予想する。米金利上昇や原油高を受けて、金融株やINPEXなどには資金が向かうとみるが、全体では下落する銘柄が多くなると思われるだけに、場中は手がけづらさが意識されるだろう。日経平均の予想レンジは54500-55100円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
