東京市場は軟調か。休場の間の米国株は21日、24日と連日で上昇。ダウ平均は21日に493ドル高となり、24日は202ドル高の46448ドルで取引を終えた。21日はウィリアムズNY連銀総裁、24日はウォラーFRB理事の発言から早期利下げに対する期待が高まった。24日はハイテク株買いが盛り上がり、ナスダックが2.7%高と大きく上昇している。ドル円は足元156円90銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが745円高の49525円、ドル建てが785円高の49565円で取引を終えた。
米国株の連日の上昇を好感した買いが入ると予想する。ナスダックが持ち直しの動きを見せており、大型グロース株に強い追い風が吹く。米国で早期利下げに対する期待が高まることは、年末の波乱の可能性を低下させる。三連休前21日の日経平均は1198円安(48625円)と4桁の下落となっており、きょうは反動で上に値幅が出やすくなるだろう。日経平均の予想レンジは49000-49800円。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
